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褒めてくれる人

実際の生活の中で
自分を褒めてくれる人
まわりにいますか?

あなたのことを心から凄いね、と
関心してくれる人のことです

俺は、褒められるのが大好きなので
他人を思って行動した結果
喜ばれて、褒められると
もっともっとしたくなってしまいます

ちょっと前に流行った
アドラー心理学では

褒めるという行為は
その時点で上下関係が発生するので
推奨されない行為らしいです

他人に認められる以前に
あなたも私も
すでに素晴らしい存在なのだ
褒める必要などない
ということなんだと思います



時々、誰かに褒めてもらって
自分という存在に安堵するのも
ありなんじゃないかな
とも、思うのです

アドラーさんからすると
俺はまだまだですね

じゃあ、どうして
人から褒められたい
と思うのでしょうか

我々はこの世に生を受けると
親に養育してもらうために
いい子になろうと努めます

親から養育を放棄されたら
自立していない子どもたちは
死んでしまうわけです

ですから、親に気に入ってもらうため
ありとあらゆる行動に出ます

その分かりやすい親からの評価に
褒めてもらう、というのがあるわけです

あ、僕を褒めてくれた
お母さんは自分をみてくれている
と、認識するんですね

個人差はあるものの
その習慣は、大人になって
恋人に、上司に、友人
はたまた社会に投影されます

恋人から褒められると
当時の感覚が疼いて嬉しくなるわけです
上司に褒められようと
仕事をいっぱいするわけです

こうなると、ちと悲しいかも(笑)

おそらく大方の人は
褒められたいっていう欲求
あるんじゃないでしょうか
インスタが流行ってるのは
この褒められたいって思いが
原点になっているんじゃないでしょうか

ここで恐ろしいのは

SNSのいいねは
投稿ひとつで
複数のいいねが得られてしまうので
その中毒性は非常に高いんだそうです

恋人や奥さんひとりに褒められるより
手軽で痛みがないにも関わらず
複数のいいねやコメントを得られるのですから
褒められたい欲求の強い人は
ハマっちゃうかもしれませんね

そうすると、実際の人たちに
褒めてもらう必要がなくなるので
気づけば冷たい人間になっちゃうのかも

褒められたい、という思いを
断念した人もいます
子どもの頃
何度も褒められようとトライしたのですが
ことごとく親の意にそぐわず
何度も絶望したのでしょう

そんな人でも、大人になってから
まわりの人たちの愛に恵まれて
もともとあった思いを復活させた人もいました

そう考えると
褒めるって
いいことなんじゃないかな

ありがとう、みんなが助かったよ
君はこれが得意なんだね
早い、これならアッと言う間だ

このくらいの褒め言葉なら
嫌味じゃなく
良いこと連鎖の動機づけに
なるんじゃなかろうか

確かめたことがなので
確証は、ないのだが

まわりに
褒めてくれる人、いますか?

SNSのいいねじゃなくて
実際に、自分を見て褒めてくれる人

もしいるのならば
全力で大切にしたらいいと思うのです

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