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Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.04.25 - 05.01

4月25日(土)
テレワークだの自粛だのであわあわしているうちに4月も残りあと1週間足らずになりました。ゴールデン・ウィークの入り口近くまで来てますね。まあどうせ自宅にいるんですが。

で、4月の歌って何があるだろうと考えたんですが、いくつか浮んできた中で、今日の1曲は、今やロックダウンで出歩く人も少なくなっているあの国際的な街を舞台にしたスタンダードナンバーにしました。

色んな人がカバーしている曲で、あのビッグバンドの十八番でもあった曲ですが、今日は男女の大物ジャズシンガー2人によるデュエットのバージョンにしたいと思います。

1956年録音の名盤といわれるアルバムから。19時ごろに。

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【April in Paris (1956)】
ヴァーノン・デューク作曲、イップ・ハーバーグ作詞の1932年にブロードウェイ・ミュージカルのために書かれた曲。スタンダードになり、特にカウント・ベイシーの楽団の演奏などが有名ですが、今日はエラとサッチモのバージョンでどうぞ。 https://youtu.be/fCsNg6XB3dg


4月26日(日)
今日の1曲 は、1970年代末にヒットした、女性ヴォーカル・グループのディスコ/ソウル・ナンバーです。この曲を書いたのは、あのファンク/R&Bグループの中心メンバーだった2人なのですが。

その2人のうちの1人のギタリストは、後に財団を設立し、この曲のタイトルをそのままその財団の名前にしました。2001年、あの9.11のテロのあった年でした。

事件直後、被害を受けた人々を励まそうとミュージシャンが集ってこの曲を歌うというプロジェクトからインスパイアされて財団を設立することにしたそうです。

オリジナルは1979年の発売でした。19時ごろに。

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【We Are Family (1979)】
シスター・スレッジの全米2位となったヒット曲で、作詞作曲はシック(Chic)のバーナード・エドワーズとナイル・ロジャーズ。ナイル・ロジャーズは2001年の9.11の後に We Are Family という名の財団を立上げ、そのアンセムにもなっています。 https://youtu.be/oMVe_HcyP9Y


4月27日(月)
1970年代後半には、ディスコ・ブームとともに、AORが台頭してきました。ソウル/R&Bのノリを取入れた白人のソフト・ロック。最近ではヨット・ロックなんていう呼ばれ方もしています。

今日の1曲もそんな路線のソフト・ロックのヒット・ナンバーです。ロサンゼルスで結成されたあのバンドの最大のヒット曲でした。

ロサンゼルスで結成されたといっても、メンバーは色んなところの出身のようですけどね。イギリス人とかテキサス生れとか。まあ、アメリカのショービジネスの1つの中心であるLAですからね。

1977年から翌年にかけての全米No.1ヒット曲でした。19時すぎに。

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【Baby Come Back (1977-8)】
プレイヤーはアメリカのロサンゼルスで結成されたいわゆるAOR/ヨットロック系のバンドで、1976年がデビューでした。今も活動は続けているようです。いくつかのヒット曲がありますが、全米1位を獲得したこの曲が最大のヒット曲でした。 https://youtu.be/Hn-enjcgV1o


4月28日(火)
新型コロナウィルスのせいで、ミュージシャンが家で演奏した動画が沢山アップされてますが、ロックダウンやら何やらと関係なく、以前から自宅で演奏して動画を配信していた人もいます。

今日の1曲 もそんな人の演奏動画で、毎回自宅にゲストを招いて演奏しています。ホストの人はあの人気男性デュオの片割れのシンガーソングライター。

歌っているのは、そのデュオの1979年のヒットソングで、ゲストはプロデューサーとしても多くのアーティストと仕事をしている、男性ロックアーティストです。

2009年の動画です。19時ごろに。

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【Wait for Me (2009)】
この動画は別に新型コロナとは関係ないのですが、ダリル・ホールが自宅にゲストを呼んで歌ったり演奏したりするというテレビ番組からの一コマ。1979年のホール&オーツのバラード・ヒット曲をトッド・ラングレンをゲストに迎えて歌っています。 https://youtu.be/9NekaojZPzM


4月29日(水・祝)
新型コロナのせいで、人前で演奏する活動を主にしているミュージシャン/アーティストの人たちにとってはつらい時期ですね。路上で演奏や歌をうたっているストリート・ミュージシャンの人たちも含めて。

英語で路上で歌やパフォーマンスをすることをバスキングといいますが、 今日の1曲は遠くアイルランドでバスキングする動画がバズって有名になり、レコードレーベルとの契約も獲得したという若い女性シンガーの歌です。

いじめのせいで学校をやめて、ホームスクールで勉強しながら、ストリートパフォーマンスをしていたのを、父親が撮影してYouTubeに上げたのが注目を集めたそうです。

彼女のまだ13歳のときの映像を、19時ごろに。

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【Shallow (2018)】
アリー・シャーロックはアイルランド出身で、2005年生れというからまだ15歳、YouTubeチャンネルにダブリンの街でバスキングする姿を父親が撮影しアップしています。2018年、彼女が13歳当時の奇しくも同じ名前のアリーが主人公の映画からの歌のカバー。 https://youtu.be/tjmk6YMWbQg


4月30日(木)
キャロル・キングのキャリアは1960年代のソングライターとしての時代からですから、ずいぶんと長いわけですが、その長いキャリアの中でも、おそらく彼女の一番の名盤といえば、あのアルバムですよね。

今日の1曲はそのアルバムの中の1曲……のカバーです。名曲ぞろいのアルバムなので、このアルバムへのトリビュートアルバム(ややこしい)があるのですが、それに収録されていたものです。

歌っているのは、最近はすっかりスタンダードナンバーを歌う人のイメージが強くなってしまったあの男性ロックシンガーです。後に自分のアルバムにも収録していますが。

1995年のカバーバージョンを19時ごろに。

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【So Far Away (1995)】
キャロル・キングの1971年の名作『つづれおり』アルバムの中からの1曲。今日は、1995年に『つづれおり』へのトリビュート・アルバムに収録されたロッド・スチュアートのバージョンでどうぞ。翌年には彼のソロ・アルバムにも収められています。 https://youtu.be/8nm-g4Ekxe4


5月1日(金)
新型コロナ対策で STAY HOME とかで家にいる時間がながくなって、うかうかしてたらもう5月じゃないですか。外はもう春真っ盛りですよね。というか、もう初夏ですかね。

今日の1曲はそんなわけでちょっと出し遅れ気味ですが、春の歌です。まだコロナウィルスとかいう言葉が全然一般的でなかった、1990年代の春の歌。

歌っているのは、あの頃の渋谷系の中心人物だったの男女2人のデュオです。たしか某自動車会社のクルマのCMソングでもありました。来年の春はこれくらいウキウキした春になるといいですね。

1996年春のリリースでした。19時すぎに。

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【ベイビィ・ポータブル・ロック (1996)】
ピチカート・ファイヴ10枚目のシングルで、1996年の「春の新作」でした。作詞作曲は小西康陽。ヴォーカルの野宮真貴は後にヒャダインプロデュースでセルフカバーもしています。日産自動車のミストラルというクルマのCMソングでした。 https://youtu.be/pFR_eLgsLg4

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好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。