見出し画像

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.04.18 - 04.24

4月18日(土)
今日の1曲は、1990年代にホイットニー・ヒューストンが放ったヒット曲として記憶している人も多いと思います。彼女が主演して大ヒットしたあの映画の中で歌われた曲でした。

このホイットニーの曲は実はカバーバージョンでした。オリジナルはこちらもR&B/ソウルの大物女性シンガーの1人が歌ってヒットさせたナンバーでした。ちょうどディスコブームの最中の1978年のことでしたが。

彼女が所属していたグループを離れて、初めて1人で歌ったソロ・デビュー曲だったんですね。今日の1曲はそのオリジナルの方でございます。

この曲、実はホイットニーとはもう一つ別のつながりもあるんですが。19時ごろに。

画像1

【I’m Every Woman (1978)】
チャカ・カーンがルーファスとは別にソロ名義で歌った最初のヒット曲。後にホイットニー・ヒューストンが1993年に大ヒットさせていますが、こちらがオリジナルです。ホイットニーの母親のシシー・ヒューストンがコーラスで参加していました。 https://youtu.be/PFd6KDBYe84


4月19日(日)
アイズリー(アイズレー)・ブラザーズというR&B/ソウル/ファンク・グループがありまして、1950年代から活躍していたグループですが、色んな変遷があって今も活動は続いているという、むちゃくちゃ息の長いグループです。

彼らのわりと初期のヒット曲で、ビートルズがカバーしてさらに有名になった曲がありますね。例のあの曲ですが、じつは似通った名前の曲が、そのさらに前にありました。

今日の1曲はその曲なんですが、アイズリー・ブラザーズとしては、最初のメジャーなヒット曲でした。こちらの曲をビートルズがカバーしている音源も残っています。

1959年の発売でした。19時ごろに。

画像2

【Shout (1959)】
「ツイスト・アンド・シャウト」のヒットでも有名なアイズレー・ブラザーズですが、その前にこの曲がありました。チャート上では47位が最高でしたが、ロングセラーとなったために最終的にゴールド・ディスクになり。数多くのカバーも生み出しています。https://youtu.be/rWRsJ-mDU5o


4月20日(月)
ABBAのヒット曲というのは沢山あるわけですが、今日の1曲は、彼らが1980年代になって解散する前の最後のシングルヒット曲でした。29枚目のシングルだったそうですが。

この曲が実際にレコーディングされたのは、1977年のアルバムの時で、シングル発売までかなり間が空いています。なんでかは知りませんが。まあなんとなく最後の曲にふさわしい気もします。

で、今日はその曲……のカバーです。イギリスにあるちょっと変わった「オーケストラ」によるロックダウン・バージョンです。みんなコロナ騒ぎの中頑張っているんですよねえ。

1983年発売のABBAの曲のカバーです。19時ごろに。

画像3

【Thank you For the Music (2020)】
ウクレレ・オーケストラ・オヴ・グレート・ブリテンはその名のとおりイギリスのウクレレのみで編成されたオーケストラです。彼らもロックダウン下で自宅からの演奏を発信してますが、その中からABBAのヒットのカバーバージョンをどうぞ。 https://youtu.be/eUeoUlvB-e8


4月21日(火)
今日の1曲は、アメリカのフォーク・ミュージシャンであり社会活動家だったあの人の曲です。1950年代に書かれた曲ですが、特に1965年のザ・バーズによるカバーは全米1位になるヒットとなりました。

この曲、歌詞の大部分は旧約聖書の中から取られているそうです。なので、最も古い歌詞を持つ全米No.1ヒット曲になるんだという説もあります。知らんけど。

で、今日はその曲を現代のミュージシャンによるカバーバージョンでお送りします。ロックダウンのせいかどうかはわかりませんが、1人で多重録音しています。

YouTubeなどで活躍しているニューヨークの男性ミュージシャンの歌と演奏です。19時ごろに。

画像4

【Turn! Turn! Turn! (2020)】
ピート・シーガーが書いた曲で、歌詞はほぼ全て旧約聖書の「コヘレトの言葉」から取られています。1965年にザ・バーズがカバーして全米1位になり、世界的ヒットとなりました。NY出身のアーティスト、ジョシュ・ターナーによるワンマンカバー。 https://youtu.be/CKSvY4ya0Lk


4月22日(水)
外出自粛や都市のロックダウンの中で、プロもアマもいろんなミュージシャンが自宅で演奏・撮影した映像があふれていますね。今日の1曲もそんな演奏の1つです。

今日は、アメリカの男性シンガーソングライターによる演奏と歌です。3DCGアニメーションシリーズの主題歌などで有名なあのベテランシンガーなんですが。

ただ、今日の曲は昔の歌の(セルフ)カバーなどではなく、ロックダウン(というかソーシャルディスタンシング)をテーマに書かれた「新曲」なのだそうです。

1943年生れの76歳だそうです。元気で歌い続けてほしいですね。19時ごろに。

画像5

【Stay Away from Me (2020)】
ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズの主題歌などで有名なランディー・ニューマンが、新型コロナ対策として(?)書いた新曲。「子供たちが怖がっていたら、大丈夫だと言ってあげよう。でも顔を触らせちゃいけないよ」だそうです(笑) https://youtu.be/a6Hk2L2G_W0


4月23日(木)
新型コロナウィルスによるロックダウンとか外出自粛で、プロの音楽家が自宅で撮影した演奏や歌の動画がアップされることが多くなりました。プロアマ問わず人前でいつも演奏しているミュージシャンたちの動画も多いのですが……

一方で、普段あまり見たことのない人もアップしていたりします。今日の1曲も、そういう動画かなと思うんですが。名前を聞けば多くの人が知っている作曲家の演奏なのですが。

数々のヒットミュージカルを手がけた人なんですけどね。日本でも沢山上演されている作品が色々あります。映画化もされていますし。そんな彼の手がけた作品のうちおそらく最もよく知られた曲をピアノで演奏しています。

イギリスの彼の自宅から(だと思うんですけど)の動画を19時すぎに。

画像6

【Memory (2020)】
ブロードウェイ他で世界的な人気を誇るミュージカル『キャッツ』の中でも最も有名な曲。アンドルー・ロイド・ウェバーはこの他にも『オペラ座の怪人』『エビータ』他の数々のヒット・ミュージカルを手がけています。こんな感じの人だったんですね(笑) https://youtu.be/KTTVfUm1p1E


4月24日(金)
テレワークだの外出自粛だのしてると、だんだん曜日の感覚が薄れていきませんか。ちなみに今日は金曜日です。たぶんそうです(えーと、違ってたら教えてください)。TGIF! ですね。まあ週末も家にいるんですけど。

そんなわけで、今日の1曲はすこし景気の曲でいきたいと思います。Staxレーベルなどで活躍した、男性ソウル/R&Bデュオのヒット曲……のカバーです。

あのファンク・バンドの周年記念コンサートで演奏されたカバー・バージョンですが、オリジナルを歌った2人のうちの1人もゲストとして参加しています。

オリジナルは1968年のヒット曲。19時ごろに。

画像7

【I Thank You (2008)】
タワー・オヴ・パワーが2008年にフィルモア・ウェストで行った、TOP結成40周年記念コンサートからのライブ映像。オリジナルは1968年のサム&デイヴによるStaxレーベルからの最後のヒット曲で、その1人であるサム・ムーアがゲストで参加しています。 https://youtu.be/flWfhmQVyCE

この記事が参加している募集

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。