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「今日の1曲」 2021.10.09 - 10.15

10月9日(土)
今日の1曲は、 5年ほど前に亡くなったイギリス人男性シンガーソングライターが1970年代に放ったヒット曲です。

ファンクっぽいの曲で、全米1位にもなった曲ですが、今日はその曲の1990年代にリミックスで出たバージョンでございます。

この曲、実はこの人が別のイギリス人の男性アーティストとジャムっている時にできた曲だそうです。

オリジナルは1975年のヒット曲。その1990年に出たリミックス・バージョンを19時ごろに。

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【Fame 90 (1990)】
デヴィッド・ボウイーの1975年の全米1位になったファンク・ナンバーのリミックス・バージョン。ジョン・レノンとのジャム・セッションで生れた曲で、クレジットにはレノンも名を連ねています。映画『プリティ・ウーマン』のサントラにも使われました。


10月10日(日)
「歌は世につれ、世は歌につれ」なんてことを言いますが、世の中が変わると、歌に表現されていたその時は普通に見かけたようなものがいつの間にかなくなっていたりします。

今日の1曲 の題材になっているものは、この曲の流行った1970年代には普通に見られた機械というか装置なのですが、今ではほとんど見られなくなってしまいました。

音楽に関係した装置なのですが、音楽の聴きかたそのものが変わってしまいましたからね。当時カントリー・ポップスの女性歌手として人気絶大だった人の曲です。

1975年のヒット曲。19時ごろに。

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【Please Mr. Please (1975)】
ザ・シャドウズというイギリスのバンドの曲でしたが、オリビア・ニュートン・ジョンのこのカバーがヒットしました。昔の恋人との思い出が蘇るので、B-17の曲をかけないで、という歌詞ですが、ジュークボックス知らないとなんのことやらですね。


10月11日(月)
今日の1曲 は1970年代終盤、ディスコ・ブームが盛り上がっている頃のヒット曲です。日本でも人気のあった曲で、聴くとかなり懐かしいかと思いますが。

アメリカでもミリオンセラーを記録している大ヒット曲でして、歌っているのは白人女性シンガーなんですが、アメリカの人で、ユーロ系ではありません。

元々、このシンガーの人はディスコ調とは別のノリにしたかったようなんですが、時代が時代ですからね、結局ディスコ・ソングになって、ヒットしたと、そんなことだそうです。

1979年のヒット曲です。19時ごろに。

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【I Love the Night Life (1979)】
アリシア・ブリッジズのミリオンセラー・ヒット曲で、日本でもかなりよく聴かれたましたね。ブリッジズはもともとR&B/ソウル系のサウンドを目指していたらしいですが、当時のディスコ・ブームの中で、このアレンジでヒットしたんだとか。


10月12日(火)
今日の1曲 も、昨日に引き続きディスコ・クラシックといえる曲です。ディスコのブームにもそろそろ陰りが見えてくる1970年代が80年代に移り変る頃の曲。

歌っているのは、(われわれの世代では)知らない人が居ないと思える、あのディスコ・ソングの女王的な存在のあの女性シンガーです。全米トップ10入りしたヒット曲でしたが。

この人、9年ほど前に残念ながら亡くなったのですが、喫煙者ではないのに、肺ガンだったのですね。まだ63歳の若さでした。

そんな1980年のヒット曲を、19時ごろに。

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【On the Radio (1980)】
ドナ・サマーのヒット曲で、ディスコ・クラシック・ナンバーの1つ。彼女の10枚目の全米トップ10入りした曲でした。彼女の他の多くのヒット曲同様、彼女とジョルジョ・モロダーとの共作で、プロデュースもモロダーでした。映像は後年のものですね。


10月13日(水)
今日の1曲 も昨日と同じく、1980年代初頭のヒット曲なんですけど、今日のはディスコ・ナンバーとかでは全然なくてですね、カントリー系の曲なんですが。

歌って(演奏して)いるのは、アメリカのカントリー・ロック系のグループです。いくつか有名なヒット曲のある人たちですが、その1つということで。

このバンド、1960年代から活動をしていて、メンバー交代を繰り返しながらも、現在でも活動をつづけているという人たちです。途中で長い名前を一時期短く縮めちゃったことがありまして、その頃の曲です。

1980年のヒット曲を、19時ごろに。

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【An American Dream (1980)】
オリジナルはロドニー・クロウエルの曲ですが、(ニッティ・グリッティ・)ダート・バンドのこちらのバージョンが総合チャート13位になるヒットになりました。この映像は、熊本のカントリー・ゴールドに出演した1990年のものらしいです。


10月14日(木)
今日の1曲 も1980年代の曲。ロックの大ヒット・ナンバーなんですが、そのカバー・バージョンです。かなりオリジナルとは雰囲気違います(笑)

演奏と歌は、カナダのオルタナティブ系インディー・バンドでして。独自のテイストで過去の名曲/ヒット曲をカバーした動画を配信して、人気のある人たちです。

彼らは、自分たちのオリジナルのアルバムも出しているんですが、どちらかというと、カバー動画配信の方が目に付く人たちですね。2006年から活動しているバンドです。

オリジナルの出た1982年当時、産業ロックとかいわれた、アメリカのロックバンドの大ヒット曲の、今年配信されたカバーです。19時ごろに。

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【Eye of the Tiger (2021)】
ウォーク・オフ・ジ・アースはカナダのオンタリオ出身のインディー・ロック・バンドでオリジナルも演奏しますが、YouTubeでのウクレレなどを使ったカバー曲の演奏で知られてもいます。1982年のサバイバーの大ヒット曲のカバー・バージョンを。


10月15日(金)
今日の1曲 も1980年代のヒット曲ですが、80年代といえばシンセサウンドが花盛りって感じでしたよね。もちろん1970年代からのシンセサイザーの発達があったわけですが。

で、今日の曲はそんなシンセサイザーの奏者として、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍をしていたイギリス人男性アーティストの曲です。彼のソロ名義での作品になっています。

この曲、80年代なのでご他聞に漏れずミュージック・ビデオがあるのですが、なんとまだ曲が生れる前から企画化され絵コンテができていたのだそうです。それに合わせて曲が作られたようです。

そんな1983年のヒット曲を。19時ごろに。

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【She Blinded Me with Science (1983)】
トマス・ドルビーはイギリスのシンガーソングライター、セッション・ミュージシャンで、TEDの音楽ディレクターだったこともあるそうです。彼のソロとしてのほぼ唯一のヒット曲がこちら。曲が出来る前からMVの構想ができていたそうな。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。