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あんなに嫌だった結婚式を終えて@結婚319日目

先日、ようやく自分たちの結婚式を終えました!
ずっと予定に結婚式があるというのがストレスになっていたので、無事終わって、ホッとしています。

結論から言うと「やる意味はある。ただし身の丈に合わせるべき。」

やった当日の感情としては、なんだかんだ楽しかったということ。
一方で、ここまでお金をかける必要はなかったし、ゲストにご祝儀3万円〜を包んでもらうのは、やっぱり気が引けるし、その文化には疑問が残っている。

呼んだ友達を厳選したのが楽しかった一つの要因

数合わせで呼ぶ、というのは絶対したくなかった。
大して仲良くもないのに、数合わせで呼ばれて、3万円払って、寒い演出やエピソードを見させられるというものには絶対したくなかった。

今回来てもらったゲストは、自分が「きっとこの人なら心から祝福してくれる」と少ない友達の中からなんとか呼んだ友達達。
なので、当日はみんな笑顔で、色々声をかけてもらって、祝福してもらえた。
冷めた空気感も出ずに、終始祝福ムードで、すごくありがたかったし、率直に楽しかった。

この人たちを裏切らないためにも、これからの夫婦生活を頑張っていかなきゃな、という気持ちになった。

自分が用意したもので、ゲストが楽しんでくれているという嬉しさ

今回、いわゆるプロフィールムービーについては、外注せずに俺が自作した。

自分がゲストとして参加していたときは、ムービーで二人の生い立ちから馴れ初め、どんなデートをしてどんなプロポーズを経て結婚に至ったかを見ていた。

個人的にだが、友人のプロフィールなんて知ってるし、相手方の基本情報なんて大して興味ないし、馴れ初めとかデート写真とか、少し寒いと思ってしまう。

だから今回俺は「来てくれたゲストとの思い出の写真をいっぱい流して、懐かしがってもらって楽しんでもらう」をテーマに、自分達夫婦の写真は控えめに、ゲストの思い出写真をメインにムービーを作った。

二人のことを見るのが醍醐味では、という声もあるかもしれないけど、結果的にはこれが結構ウケた。

ムービーが流れている時の様子を撮った映像を後でもらえたのだが、二人のプロフィールの時は黙って見ていたゲスト達が、ゲストとの思い出写真が流れ始めると、大きく笑ったり声をあげたり、ツッコミを入れたり、終始楽しそうにしていた。

この様子が見られて、ムービーの作者としては大満足である。

でもやっぱりこんなにお金をかける必要はない

ここまで良かった面を挙げてきたが、式をやる前からずっと思っていて、妻にもずっと主張していたこの考えは変わらなかった。

良かった面で挙げた内容は全部お金がかかっていないのだ。
実際妻もあんだけ会場や装花、ドレスにこだわっていたくせに、良かったとして話題にあげる部分はゲストの反応ばかりだ。

今回かかった総額は400万円ちょっと。しかも人数としては、親族のみではなく、友人なども呼ぶ式としては小規模でこれである。
ゲストの料理のランクを最高レベルにしたとはいえ、それでもかかりすぎ。
一庶民が1日で終わるパーティーにかける金額としては、完全に身の丈に合っていないと思う。
このお金があれば、何年にも渡って家賃のグレードを上げることができるし、最高級に贅沢な海外旅行も行けるし、将来の子供の学費等にも充てられる。

自分が甲斐性のない男なのはわかったうえで言うが、かかっているのは全部妻のこだわり部分だ。
式の会場である1流一歩手前くらいのホテル代、ドレス代、会場の装花がほとんどを占めている。
ゲストの料理にこだわるのはまだわかるが、上記項目はゲストの満足度に大して影響しない項目だと思う。

今回自分がやって良かったなと感じられた部分を実現しつつ、費用も身の丈に合わせてやる方法はいくらもであると思う。

例えば会費制にして、食事が美味しいレストランでやる方法とか。
ご祝儀をもらうから、その分盛大にやる必要があるのだ。


色々言ったが、まあ経験としては良かった。でも、もういいかな。

二度目の結論だが、上記の通りだ。
楽しかったし、夫婦としての一つの節目になったと思う。

でもゲストの負担やお金の負担を考えたら、仮に時間を遡って、もう一回できると言われてももういいかな。

これから結婚式を検討している方に向けて(男性目線)

式でやって良かった思える要素は、ほとんどお金がかからない部分ということを念頭に、やり方を考えてほしい。

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