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スパイダーマン・アクロス・ザ・ユニバース(2023)(画像はAI)

※ネタバレ注意



① マルチバースの全スパイダーマンが敵に


② グヴェン・ステイジー主導な2作目


③ 良きクリフハンガー的なストーリー


④ 誰だってスパイダーマンになれる


⑤ そしてスパイダーVSスパイダーへ


 マイルスモラレスは相変わらず1人でスパイダーマンをやり両親には自分がスパイダーマンだと話せない孤独より孤独な日々が続いていたマイルスにある日部屋の天上からグヴェンが現れたのであるが、それがスパイダーソサエティへの入り口とは知らずに。


 というのが稚拙な内容になりますが、このスパイダーバースは第91回アカデミー賞のアニメーション部門で受賞した作品でもあり、絵としての見栄えをよくするため通常では光の当たらない箇所に色塗りを施す作業やモーションブラー(残像)を全て手書きで付け加える作業も行われ、それに10秒間を仕上げるのに約1年の期間が費やされたのが衝撃で、まさにアニメーター泣かせでもある本作ですが。


 そして、本作で開発されたアニメーションのプロセスおよび技術は2018年12月、米国特許商標庁に特許申請されていて、アニメーションの歴史を変えたかもしれない本作の続編は、1作目よりも戦闘シーンや人助けシーンの縦横無尽さはかなり脱帽したり4年前よりもかなり進化していますから、アニメーターにもう感謝しかないかなと本当に申し訳ない気持ちで一杯で映画館で必ず観なくては行けないなと、そう心のなかで一杯だったなと。


 本作では誰でもスパイダーマンになれるというテーマ性でもありますけど、スパイダーマンなっても悪と孤独に戦わなくては行けないし人助けもほぼ一人でしなくてはは行けない、しかも警察に終われてしまうスパイダーマンもマルチバースにはいっぱいいますしそれが肉親でもというとかなりつらいですね。


 特に今回のグヴェン・ステイジーの父親は警察の署長という立場しかも、正体はグヴェンだと知らない、しかもスパイダーマンには大切な人と世界の二つを選ばなくてはいけない試練に立ち向かう、それこそスパイダーソサエティと呼ばれる全マルチバースのスパイダーマンを束ねる施設の長のスパイダーマン2099のミゲル・オハラはそのルールを守れと言う。


 そして、マイルスはその両方を選ぶと言いミゲルの思想を否定し、逃げるその後ろにマルチバースの全スパイダーマンと戦うのであったが、そのスパイダーマンの中にはスパイダーパンクというホービーブラウンは最初からスパイダーソサエティに対して疑問を持っていましたし、もともとホービーはイギリスが独裁国家だった世界観で反政府活動をしていたのがそうかもしれないのかなと。


 マイルスは無事に逃げられましたけど、ついたのはマイルスのいる部屋とはかなり荒れていましたけどなんとマイルスはスパイダーマンがいないヴィランによって支配されていた世界に飛ばされてしまいもう一人のプラウラーになってしまったマイルスに出会い終わりを迎えてしまうと言うクリフハンガー的な最後でしたけど、単なる絶望的に終わらせるのではなくグヴェンもそのスパイダーソサエティと同じくマルチバースのスパイダーマンと共に戦うことを決めましたので、もしかしたらマイルスも救出するのではないかなと思います。


 逆に今回のヴィランは確かにスポットというマイルスも世界のヴィランでありましたけどどちらかと言えばスパイダーマンがルールを強いるヴィランでもありましたし、スポットはあの1作目の実験でベーグルを当てられてしまった会社員でしたから、ある意味スポットは被害者的なヴィランでもありましたね。


 1作目はキングピンという分かりやすいヴィランでしたけど、2作目は形をかえてスポットとミゲル・オハラというスパイダーマンを悪役にしたことが凄い良かったですし、いつかその方がスパイダーVSスパイダーで戦えますから面白いしあの時に単純にスポットを倒すのではなくどうケアしていくのかが3作目で描けますから次に持ってきたのは懸命な判断でもありましたね。


 マイルスはくもに噛まれるはずではなくて、マイルスの世界のスパイダーマンが死んだことによりマイルス自信がスパイダーマンがになったことが望まれなかったスパイダーまんになるとかなりきつい展開でもあり、それでもスパイダーマンになるのだと言うアイデンティティーになるのかなと、むしろそれこそ誰だってスパイダーマンになれるということを教えてくれますね。


 3作目であるスパイダーマン・ビヨンド・ザ・ユニバースでマイルスは無事に元の世界に戻ることが出きるのか?スパイダーソサエティとどう向き合うのかが焦点でもあり試練ですけど、それでもグヴェンは大切な人と世界を自分の世界で救うことが証明できましたから、もしかしたらマイルスも可能ですし他のスパイダーマンも可能ではないかなと。


 これは余談ですがパンフレットでは、ミゲル・オハラがいるヌエバヨークは未来的な世界でありながら支配者がヒューマニズムを捨てAIに頼ると言うまるで映画に出てきたミゲルの精神そのものを表していますから、ミゲルもヴィランでもありますね。


 3作目になるとかなりハードルは上がりますけどそれでもここまで楽しみなのは久しぶりかなと、2024年のスパイダーマン・ビヨンド・ザ・ユニバースも楽しみにしておりますね。


パンフレット

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