昨日、自宅に3回目のワクチン接種の案内が届いた。今月は2回目のワクチン接種から6カ月目に当たる。私は過去2回、ファイザー製のワクチンを打っているから、今回はモデルナ製にしたいと思っていた。幸いなことに、マスメディアによる〝モデルナ怖い怖い攻撃〟によってワクチンの予約枠には余裕がある。さっそく日曜日に地元の会場に予約を入れた。副反応が気になるところだが、過去2回経験済みなのでさほど不安ではない。先日、オミクロン株に感染した母は、隔離が解除されてすぐに仕事に出ていた。今週にも3回目の職域接種があるという。感染後すぐにワクチン接種すれば、より効果の高い抗体を得られる。こうなると、母は当面、オミクロンには無敵ということだろうか。東京では新規感染者数が前週を下回り始めた。実効再生産数は既に1を切っている。
もちろん医療機関のひっ迫は深刻だ。そこで従事している方々には感謝しかない。しかし、ささやかな光が見え始めているのも事実だ。今はとにかく、サクサクとワクチンを打ちまくろうではないか。政府や自治体が無策なのであれば、国民一人ひとりが着々と自己防疫を進めるしかない。
さて、今週もニュースの切り抜きを見てみよう。
沖縄県では既に「まん延防止等重点措置」の解除が議論されている。理由は、オミクロン株の重症化リスクが低いこと、重点措置が長引けば効果も薄まること、極めて冷静で妥当な判断だと思う。
厚労省のリークで尾身叩きするのが定番のAERAの割には良記事。名古屋ではHER-SYSの運用を改めて、入力遅れを減らしたが、大阪は相変わらず書類が溜まっている。参考にしてみてはいかがか。維新の政治家の悪い癖は、批判する記事が出たときに、外向けに自らの正しさを立証しようとすることだ。現に起きている矛盾をどう解消しようかという発想が立ち遅れる。府知事や市長のビッグマウスばかりが目立ち、結果が伴わない。第5波と同様、相変わらず保健所はひっ迫し、先の見えない戦いを強いられている。
これは大阪に限らず、どこの地域でも起きている。私の母も陽性判定から食料が届くまでに1週間かかってしまった。隔離期間が10日間だから、これでは意味がない。いただけるものはありがたくいただきたいが、せっかくの住民サービスなのだから効果的に運用したいところだ。あまりにも保健所に頼り過ぎという気がする。
日刊ゲンダイというバイアスを含んでいるとしても、やはり神宮外苑の再開発はもう一度、東京都が主導して見直すべきではないか。これは石原都政の頃からうわさを聞いていた。都心の緑は単独で成り立っているわけではない。神宮外苑も、明治神宮内苑や新宿御苑、外濠などの緑と途切れることなくつながっていて、都心の良好な環境を維持している。
小池知事がなぜ急に石原知事を敬うようになったのか分からないが、おやりになったらいいのではないか。その代わり、マスメディアは石原知事を一個人としてではなくて、「石原都政」という形でしっかり功罪を検証するきっかけにしていただきたい。
小池都政とはすなわち「石原都政」の延長戦であり、そのレガシーの継承である。そういう認識を持てば、「都葬」の開催も頷ける。じゃあ、あの百条委員会のバカ騒ぎはなんだったんだということになるが。
政策本位という趣旨は分かるが、玉虫色の共通政策では参院選に向けたアリバイづくりでしかなくなる。ここに小池知事は絡んでくるのか。維新はどういうスタンスなのだろうか。
控訴はしないということなので、これで判決が確定するだろう。世の中、あまりにも騒ぎ過ぎた案件。本人が粛々と辞職し、粛々と裁かれ、粛々と次を狙えば良かっただけのことだ。当然、また選挙に出れば叩かれるだろうが、それもまた有権者が判断することだ。
松下市長に恋する産経新聞さんの執拗な後追い記事(笑)
任期はまだたくさん残っているので、急ぐ必要はない。市政における優先順位もさほど高くはないのではないか。以前も書いたが、住民投票に参加できる範囲をどこまで認めるのかを、住民投票で決めればいい。それこそが住民投票の神髄ではないか。
官製談合防止法違反容疑での逮捕。竹富町の町役場は石垣市にあるというトリビアなネタに加え、飛行機で本島に移送されるというのも、異世界の出来事のようだ。最近、官製談合、多くないか。
こちらは北海道の南富良野町で、やはり町長が逮捕されている。
3年前、参院神奈川選挙区で当選し、昨年、任期を半分以上残して横浜市長選に立候補して落選。そして、またもや同じ選挙区から立候補する。今回、神奈川選挙区は松沢氏の辞職に伴い定数が一つ多い5議席を争う。最初から市長選で落ちても今回の参院選で国政に戻れると思っていたのだろうか。
最後は訃報を。
今日の午前中、突然入ってきた訃報。ご病気だったのだろうか。つい10日に副市長を職務代理者に立てたばかりだった。ご冥福をお祈りします。