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生命保険の保険料の内訳って知ってますか?

日本人は、保険が大好きといわれるほど、さまざまな保険に加入しています。
生命保険の加入率は、生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」によると、
88.7%の世帯で生命保険に加入しているそうです。
そして、世帯合計で年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)は、
平均38.2万円となっており、毎月約3万1,800円払っていることになります。

保険料はどう使われているの?

支払った保険料は、保険会社でどう使われているか知っていますか?
保険料の内訳のイメージはこのような感じです。

保険料

支払った保険料は、保険会社で下記のとおりに分けられます。
保険の支払いや、解約金などの支払いに使われるのが、「純保険料
会社の経費などに使われるのが、「付加保険料」です。
保険会社も儲けがでないと倒産してしまいますので、その分も「付加保険料」に入っています。

保険料の差は、ほぼ「付加保険料」の差

シンプルな死亡定期保険のみを各保険会社で見積もりをとると、それぞれで支払い金額が異なっていると思います。
「純保険料」は、基準となる数値に基づいて試算をしているので、どこの保険会社も大体同じ金額かと思います。

その差の主な原因が「付加保険料」が考えられます。
例えば、セールスレディを抱えている保険会社とネットで販売している保険会社では、人件費がかなり変わると思いませんか?
有名人を使ってCMしているギャラも含まれているのです。
そのような経費を計算して、「付加保険料」を算出しているのです。

内訳は、ほとんどの会社が公表していない

実は、「純保険料」と「付加保険料」の内訳はほぼすべての会社は公表していません!
そこは、ブラックボックス化しているのが現状です。

しかし、公表している会社もあります。
ライフネット生命」です。
公表すると宣言したとたん保険業界はざわつきました・・・。

内訳はこんな感じです。

保険料1

こういう風に開示しているとどう使われているのかがわかるのでいいですね。
他の保険会社も公表するといいのですが、公表してしまうとマズイのかもしれませんね。
※あくまでも個人的な見解です

まとめ

せっかく保険に入るのであれば、セールスレディの説明をまともに信じてしまうのではなくて、このような目線で見ておくことも重要だとおもいます。
そうすれば、加入する必要のない保険に入ることも少なくなるのではないでしょうか。


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