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「金融リテラシー」レベルはどれくらいですか?

いきなり、こんな質問されても、「金融リテラシー」って何?ってなりますよね?

金融リテラシーの「リテラシー」とは・・・

「ある特定分野の事象や情報を正しく理解・分析・整理し、それを自分の言葉で表現したり、判断する能力」

ですので、「金融リテラシー」とは
日々の家計管理や資産形成、金融取引や保険、金利やローンの知識など、お金と上手に付き合うために必要な知識や判断力のこと。」と言えます。

日本人の金融リテラシーはどれくらい?

金融広報中央委員会(知るぽると)が2019年に調査を実施していて、結果が公表されています。

調査方法は、18歳以上の人に8分野58問の設問に答えてもらってその正解率で金融リテラシーレベルを調査するものでした。

この調査での平均点は、56.6%でした。
また、OECD加盟国内での結果は、
22位/30か国という低い結果だったそうです。

あなたは答えられますか?

金融リテラシー調査の設問から5問紹介ますので、考えてみてください。

問1 家計の行動に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。
① 家計簿などで、収支を管理する
② 本当に必要か、収入はあるかなどを考えたうえで、支出をするかどうかを判断する
③ 収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う
④ 支払いを遅らせるため、クレジットカードの分割払いを多用する
⑤ わからない
問2 一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか。
① 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
② 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
③ 住宅購入費、医療費、親の介護費
④ わからない
問3 金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借入れについて適切な対応はどれでしょうか。
① 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
② 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
③ 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
④ 運用は変動金利、借入れは変動金利にする
⑤ わからない
問4 10万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。
① 2年未満
② 2年以上5年未満
③ 5年以上10年未満
④ 10年以上
⑤ わからない
問5 金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する相談窓口や制度として、適切でないものはどれでしょうか。
① 消費生活センター
② 金融ADR制度
③ 格付会社
④ 弁護士

正解と解説は、下記のリンクで確認をしてみてください。

金融リテラシークイズの平均点はどれくらい?

ちなみにこのクイズの全国平均点は、52.6点です。
男性平均は、54.3点
女性平均は、50.8点 です。

今後、平均年齢がまだまだ上がっていく予想がされている中で、一生過ごすためのお金は、いままで銀行に預金するだけでよかったのが、それだけでは確実に足りないことになります。
そのために、ひとりひとりの生活レベルを確認して、それに見合った資金計画を立てる必要があります。
金融リテラシーのレベルを上げていくことが重要になってきます。


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