見出し画像

チームで山を走ってよかった2019

いずれ振り返る時に、2019年はターニングポイントがいくつも生まれた年になる、と思う。

自分なりに生まれ変わった感覚と、達成感と。
外見は結構締まったみたいだし(確か体重は2キロ減)
アウトプットはあまり変化がないように見えるかもしれないけど、思考回路や行動形態は、内部は1年前とすっかり別人になったと自分的には思っている。

きっかけは色々ある。
が、トレイルランニング、ランニングというスポーツが自分の生活の中で大きな割合になったこと、そしてその影響がやっぱり大きい。
それは、東京のとあるトレイルランニングチームに参加したおかげ。

何より、日々の生活の中身と、時間の使い方が変わった。
去年の夏以降もごくごくあった喫煙は、今年はゼロ。
飲んでも、遊んでも、吸いたいとも思わなくなった。
お酒の量も相当減った。
これまでは週に休肝日をいつにしようか、決めておかないと飲み続ける毎日。
今は、週1飲めば満足かな。
(ランニングに限らず、フリーランス稼業としての体調管理もあるけど)

合わせて体とマインドの変化も変わった。
マラソンのベストタイムが30分縮まったり、トレイルのレースでも年代別でトップ3に二度入るなど、晩年完走目的でレースに出ていたことから、自分で決めたタイムを狙う「誰かと競争する」楽しさを知った。
アドマン君の「スピードが楽しさだ」は今ならよくわかる。

時間と体力を何に使うか。
24時間を今に密度濃く過ごすか。
これまで以上に深く考えるようになった。

ランニングを生活に組み込んだことで、ここまで意識が変わるとは思ってもいかなった。

これもひとえに、ランボーズ。
何より、チームで1年走ったおかげ。

画像1

18年に思いつきで、資格があったから3年ぶりに出てみたトレイルランニングのレースが信越五岳の100マイル。
うっかり完走できたので、「トレイルランニングってやっぱ面白いな」と感じた時に、チーム募集があったのは、本当にタイミングだったと思う。

ちゃんとランニングをするのは3、4年ぶり。
何ならギアもその時のままという浦島太郎状態だったので、久しぶりのシーンはとにかく眩しかった笑

強度的には、一番下のジュニアチームなので、知り合いには、「なんでジュニアにいるの?」
と聞かれたけど、この何年か、ろくに走っていなかった自分にはちょうどいいレベルよかった。
(実際、年間で2,000K以上走ったのは生まれて初めて)
メンバーにも恵まれた。
みんなキャラ立っててw個性的だし、いい意味でランニングに熱中しすぎていない、多様性のある仲間たちだった。

コーチの2人と、お店のスタッフも優しく、時に厳しく、自分も含めてメンバーの変化を見守ってくれていた。

画像2


画像3

初回のブリーフィングはみんなよそよそしすぎて、ビール頼んだのも僕くらいだったから、ここからどうなることかと思ったのがウソみたいに、グルーヴしだして以降は、みんなにゼーハーしながら過ごす火曜日が楽しみになった。
餃子もビールもよく食べた。
チームぽくなったのはスリーピークスあたりかな?
自主練も生まれて、秋のレースが軒並みなくなったのが残念。

そんなチームに入られたことに加えて、自分が今年変化したのは、「アニキ」というキャプテン的な役回りを仰せつかったことが大きい。
(と言っても、実際は大きなレースの後の打ち上げの幹事業がメインなんだけど)

運動神経ゼロで、部活などでそんな役になったことがなかったのと、
「チームに合わなかったら、途中で辞めればいいや」
くらいな気持ちでジョインしたので、任命された時には面食らったのを覚えている。

が、結果的にどこかで妙なキャプテンシーを意識するようになり、参加してメニューをこなす以上に主体的に学んだり、トレーニングにも前向きになれたと思う。

仲間と一緒に成長していく楽しさと、競う緊張感。
個人スポーツだけど、誰かと一緒に走る、育つ面白さ。
「一人で走ってんじゃない」
という支えをずっと感じ続けた1年だった。

その結果、自分の決めた目標やリソースをマネジメントして、自分の気持ちと身体と向きあって思い切り遊ぶ。
余暇以上の手応えが、自分の人生にプラスなフィードバックになり、誇りや勇気になる。
トレイルランニングの奥深さを知ることができました。

再び走り出したことをきっかけに、1年前に考えていたのとは、全く違う人生になってしまった2019年。
走りながら変わったのは、景色だけではなく自分自身だった。
気づいたら、この数年で自分が感じていたくびきが周りからなくなり、また走ること、日々を楽しむことを自分で自分に赦すことができるようになった。
とにかく、みんなと走れて、1年楽しかった。
いつも力をもらっていました。
ありがとう!

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9



来年の今頃は何を思い、どこで、何を目指しているのか。
旅のような日々と時間を過ごせることが今から楽しみだ。

画像10

そんなランボーズの湘南エリアのチームが立ち上がります。
来年の僕は、ジュニアと湘南チームを行き来することになりそう?な。
地元の自然で身体を動かして、日本や世界の山で遊ぶ。
かつて白山の麓で過ごして、自分の遊び場の近くで暮らし、整備し、鍛えることで、人生をリブートできたこともあるので、都会と自然とをより移動しながら、どう自分を変化させていけるのか、今から楽しみだ。

まだ募集中なので、ご興味ある方はぜひ!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?