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食養生の古典を読む 『家庭でできる自然療法 - 誰でもできる食事と手当法』

昨年、同じ街で栄養士として食に関する仕事をしていて、ガーデニング仲間でもある友人から自然療法研究家の東城百合子さんについて教えてもらいました。

東城さんのKindleで読める『「免疫力が高い体」をつくる「自然療法」シンプル生活』など軽めの本は読んでいたのですが、一番読みたかった『家庭でできる自然療法 - 誰でもできる食事と手当法』は書籍版のみで読めずにいました。

先日友人宅を訪ねる機会があり、この本を持っているとのことで、借りてきました。著者の実体験と、生涯を通しての実践に基づく内容は説得力があり、日々時間をみつけては読み進めています。大好きだった祖母と著者がほぼ同年代で、親近感を感じつつ、祖母の教えをうけているような不思議な感じです。

「自然療法」なんていうと素っ頓狂に感じる人もいるかもしれません。でも、おもしろいことに、食べすぎないこと、腹八分目、玄米と緑黄色野菜や根菜中心の食事など、今はやりのダイエットや、古くから伝わるアーユルヴェーダとも通じるところがあるようです。この世界には、普遍的な自然の教えがあるのかもしれません。

季節の変わり目か、年齢からか、目の周りの肌が荒れることがあり、皮膚科のお医者さんに相談して、教えてもらったクリームを塗ってみるものの劇的によくなることはなく、どうしたものかと考えていました。この本と今出会ったのも何かのご縁かもしれません。

本書では、水の飲み過ぎには注意をするように書かれていますが、私はドイツで何度となく「もっと水を飲んだ方がいい」と言われていて、自覚もあるので、この点を改善して、主食を玄米にするところから始めようと思います。

私も自然界の一部、自然について学ぶことには価値がありそうだし、何より新しいことを学ぶのは楽しいのです。新しい知識を身につけつつ、体調を整えていけたらいいな。

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