冬の足音が聞こえた





秋の匂いがずっと好きだった

太陽の翳り方も影の長さも


ただの1/4ではない

思い出すあの頃の景色は

全て秋色である

次の季節はそこには存在していない



時が経ち今は

冷たい風が嫌いではない

透き通っている そんな感じがするから

街を人をキレイに映すから




袖を通すものがひとつ増えた


ああそうか

新しい季節がやってきたんだなぁ


日々の隙間をそっと埋められるような、詩を伝えていきたいと思います。その中に、ひとつでも皆さんの心に残る言葉があればうれしいです。