保護者さまは、子どもの探求学習の最高のファシリテーターです。
保護者の皆様、いつも育児お疲れ様です。
ところで皆さんは、掲題の中の「探求」という言葉の意味をご存じですか?
言葉のごとく「探し求める」という意味です。究めるの「探究」ではなく、この「探求」という言葉を使用する理由は、子どもたちがその感情や思いをその好奇心の赴くままに探し求め、深めていってほしいという気持ちがあるからです。
「探求学習」と聞くと、最近流行りのアクティブラーニング系の学習スタイルだろうとカテゴライズして学校や先生の仕事として放ってしまいそうになります。私のような適当な人間は特にその極み。
ただ今回はちょっと別でして、私がこんなことを言う理由は、オンライン対話イベント歴一年ちょっとのADDLABOで多世代の第三の基地、サードプレイスつくりをしているからです。その中で子どもたちの探求学習に寄り添えるファシリテーターを養成したくて来る7月31日(2021年)ファシリテーター養成講座を開催する予定です。実際に設計したのは私ではなくもう一人の運営メンバーと登壇者の小林正広さん(後ほどご紹介)
実を言うと、子どもたちに寄り添ったり一緒に考えたりする場面や時間を多く持つ方は、保護者の皆さまの役割なのかなと思っています。私も保護者として、10歳の思春期に入りかける娘の気持ちをどうやって汲んでいいやらひたすら毎日悩み続けています。違う人間なので愛情のボタンの掛け違えなんていうのはしょっちゅうあります。でも、その悩んでいる過程で娘がぽろりと打ち明けてくれることが私の心に響いたり、私の一言が娘の心の琴線に触れることもたまにありそれをシェアできると、(よかった、私が娘を置き去りにしてがむしゃらに働いていたら家にはいられなかっただろうし、とりあえず寄り添えているであろう自分に拍手!)ってやりながら暮らしています。
一番近くにいて、子どもたちにもっとも影響を与えるのは保護者さんです。そして、子どもたちにとっての最も安心・安全の場は「家」だと思います。保護者さんがいて、お家があるから、子どもたちは学校や第三の居場所云々に参加できるのだろうと思うのです。
ファシリテーターはその原義「faciitate」促進するという英語の派生語で一般的に「効率よく会の進行をする人」の意味として使われています。「faciitate」がその他の「促進する」(例:promote,accelerate等:速さを促進するという意味)の意味合いと異なるのは、「簡単にする、楽にする」という意味があるところ。
子どもたちの好奇心を刺激したりそれに従って習い事に行かせる等子どもたちの「やりたい」の道にダイレクトに関わっているのは保護者さまです。要は子どもたちに居心地の良い場所をあげられて、彼らの自己理解への道に寄り添えるのは(楽に簡単にしてあげられるのは)、赤ちゃんの時から一緒に育ってきて一番長い時間をともにしている「保護者さま」だいうのが私の個人的な見解です。
話を戻しまして、今回設計したADDLABO主催「子どもたちの探求学習を深めるためのファシリテーター1day講座」は、人数枠を増やして、保護者の皆様にもご参加頂けるようにしております。
お忙しいと思うので無理は言えませんが、お子さんにとっての最高のファシリテーターになり得る機会にご参加いかがでしょうか?
子どもの探求を深めるファシリテーション講座の登壇者ご紹介)
小林正広氏
MKコーチング代表
15歳で片目を失明、セルフコーチングで立ち直ったことをきっかけに16歳からコーチングを学ぶ。英語の教員、コンサルを経て独立。ライフコーチング、コーチングメソッド開発。
貧困、不登校時代を乗り越え、「全ての人の可能性を広げる」をミッションに人の「在り方」重視のコーチをされていて私も4月から受けています!!毎回大きな気づきがありすぎてメチャ感謝。皆様にもご紹介したいなと感じる愛情深い方です。
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