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信じてもいいですか?

こんにちは、堀北晃生です。

私は2005年より株式投資家向けに、情報発信をしてきました。

プライベートバンクとは富裕層だけが作れる銀行です。

ここにはたくさんの有益な情報が集まるため、お金持ちがお金持ちになる情報がたくさんあります。

私はその情報格差を埋めることに、社会的な意義を感じ取り、個人投資家向けに投資の情報を発信しました。

おかげさまで数十万人の投資家と向き合うことができ、多くの情報を共有することが叶いました。

会員の中からこのようなメッセージをいただくことがあります。

「あなたを信じてもいいですか?」

というメッセージです。

投資の情報もいいものもあれば、良くないものもたくさんあります。

そのような中で、堀北晃生の発信情報に信頼を持っていただけることは、こちらとしても大変うれしく思います。

しかし、「信じてもいい」という言葉から、その人がどのような人か予測できます。

投資家には2種類のタイプがあります。
1,依存型タイプ
2,能動型タイプ

#1 依存型タイプ
この依存型タイプというものは、ある人から知らされたものをそのまま実践し、より近い形で実績を出すタイプです。

全くの初心者が専門家から学びを得るファーストステージではこれが一番結果を出せます。

まずは、守破離の中でそのまま真似することが、成長の近道と言えます。

#2 能動型タイプ
能動とは、自ら考え自分自身で意思決定し、結果を見ながら行動を分析するタイプです。

つまり守破離で言うところの教えからワンステージ上の段階で判断する状態です。

人から教えてもらったものをそのまま信じて実践するのではなく、すべてを俯瞰して考え、今の自分に最も適したものを意思決定すること。

あらゆる学びを学んだ中で、最終的には自分自身で責任を持って意思決定する人。

こういったタイプの人です。

株式投資の世界で圧倒的に結果を出すタイプは、この「能動型タイプ」です。

依存型タイプは投資の世界では、最初の段階としてはよいのですが、早い段階でステージアップしなければいけません。

誰かの言いなりになったり、テレビや雑誌の情報をそのまま信じたり、どこかの専門家が行っていたことを何も考えずに意思決定するのは極めて危険です。

どんなにいい投資方法や理論があったとしても、100%結果を出し続ける方法はありません。

現在は結果が出ていたとしても、未来永劫その結果が約束されるような投資方法というものは存在しません。

相場が不確定要素の中で、上げ下げしているため、私たちが指標とする条件や指数も日々変動しています。

予測できない方向で動くため確実に利益を上げる方法というのは存在しないのです。

それを誰かから教えてもらって、100%信じることで利益を出せると思いたい気持ちはよくわかります。

しかし、信じ切って結果が出なかったとき、それは自分の責任でも人のせいにしがちです。

そのため、「信じ切る」というのは、とても危険な考え方です。

私が会員になった方へ必ずお伝えしていることは、自分で考え、自分の責任で、自分の意思決定をする。ということです。

私たちが見つけ出した投資理論をそのまま信じるのではなく、必ず反対方向の意見も取り入れるようにしてください。

私たちがこれがいいと紹介したら、その反対意見を主張している人の意見も必ず聞いたり調べることです。

「Aという銘柄がこれから有望だ」

こんな意見があったら、

「Aという銘柄はこれから衰退する」

この意見も聞くことです。

そして最終的にはご自身で意思決定し、結果が良くても悪くても自己責任だということです。

このことがしっかりと理解できていないと、投資の世界で結果を出し続けることは難しいと思います。

もしあなたが、「信じてもいいですか?」

こんなスタンスで物事を考えているのなら、今すぐ変換すべきです。

自分の脳の中に「なぜ」というメッセージを入れましょう。

そうすることで、情報を感情ではなく理性的に判断することが出来るため、今まで見えなかった視座の高い視点から物事を分析することができます。

私たちも可能な限り有益な情報を発信し続けますが、すべての情報を「信じる」ということは避けるようにしてください。

自分で考え、能動的に意思決定できる強い投資家が増えることを願っております。

まだまだこの日本には、情報に依存した投資家が多いような気がします。

一人でも多くの投資家が、能動型タイプとなり、一人でも成長し続ける人を増やしたいと思っています。


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投資コンサルタント堀北晃生(ほりきたあきお)。群集心理学と金融工学を組み合わせた独自の投資メソッド「堀北式株価デトックス理論」の考案者。作家、コミュニティ、通信講座を通じて次世代の投資家を増やして社会貢献を目指す活動を行っています。