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でき太くん三澤のひとりごと その43

投稿 その43

毎日多くのお子さんの学習サポートをしていますと、時折「今日は子どもの気持ちがのらなかったようででき太くんの学習ができませんでした」というコメントをおうちの方からいただくことあります。

大人でも気分がのらないことがありますから、この子のことは責められませんね。

私にもそういうときだってあります。

ただこのときに私たちが見逃してはいけないことは、「気分に左右されるような時間帯に学習時間を設定しているかもしれない」ということです。

大好きなテレビ番組があと10分後にひかえているような時間帯

遊びから帰ってきて疲れている時間帯

運動系の習い事から帰ってきたばかりの時間帯

夕食を食べたあとゆっくりくつろいでいる時間帯

こういう時間帯だったりすると「気持ちがのらないこと」が起きやすくなりますよね。

気持ちがのらないことが多くなると、学習は習慣化せず、習慣化しないと気持ちに左右されることがさらに増える。

いわゆる悪循環です。
この悪循環から抜け出し、気持ちに左右されない自分を作るには「習慣化を味方にする」と良いと思います。


「習慣化を味方にする」にはコツが必要です。

習慣化のコツは、すでに習慣化しているものの前後に取り組むことです。
(私はできるだけ習慣化しているものの「前」に取り組むことをおすすめしています)

多くの方が歯磨きを習慣化できるのは、寝るという行為の前に歯を磨くので、自然と習慣化していきます。

朝、顔を洗うことが習慣化している方は、朝食前という必ず行うことに紐づいているため自然に習慣化していくのだと思います。

でき太くんの学習についても、まずは完全に習慣化しているもの、必ず毎日することの前か後に、紐づけて取り組むようにするとよいです。

これで毎日取り組む流れを作ってしまいます。

この流れを作る上では、必要があれば声かけをしても良いと思います。(お子さんが歯磨きを習慣化するときにも声かけをされましたよね。それと同じような感じです)

声かけなどのサポートをしながら、すでに習慣化していることに紐づけていけば、次第に良い流れができてくると思います。
まずは親子で3日継続することを目標とするとよいです。
いきなり1週間とか、2週間とか長い日程を目標としないほうがよいです。


そしてもうひとつ大切なことは、できるだけ同じ場所、同じ時間帯、例外なく土日も取り組むようにすることです。
この3つのことも加わってくると、習慣化までの期間を短くすることができます。

気持ちに左右されないようにする解決策のひとつとして、みなさんのご参考になれば幸いです。

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