でき太くん三澤のひとりごと その108
◇ だいじょうぶ!
この言葉が、本当に大切だと思うようになったのは、この仕事を始めてからです。
学校の先生から支援級に行ったほうがよいと言われた親御さんとお会いするときも、、、
成績が落ちてショックを受けているお子さんとお話をするときも、、、
子どもに学習障害があるかもしれないと不安になっている親御さんとお話するときも、、、
子育てに多くの悩みを抱えている親御さんとお会いするときも、、、
私は、いつも、
「だいじょうぶ!だいじょうぶ!絶対だいじょうぶ!」
「必ず、すべて解決するからだいじょうぶ!!」
と、自分の心の中で唱えています。
私がお子さんたちの学習をサポートさせていただくときは、いつもその言葉を自分の心の中で唱えています。
それは、「だいじょうぶ!」と疑いもなく信じてくれている人がそばにいると、大人も子どもも安心できるということも理由のひとつですが、それ以上に、ひとりでも疑いもなく信じている人がいれば、必ず子どもは「再生」するということを、これまで見てきたからです。
以前、コラムでご紹介したYちゃんもそうでした。
私はYちゃんとのやり取りを通して、「だいじょうぶ!必ずできるようになる!」と疑いもなく信じていましたし、先天的に脳に障害があると言われていたお子さんをサポートしてきたときもそうでした。
信じることで、子どもたちはどんどん「再生」してきました。
この「だいじょうぶ!」という信じるチカラの威力が、私以上にある方が、実は他にも存在しています。
それは他ならぬ、このコラムをお読みのあなたです。
お子さんたちにとって、親御さんの信じるチカラは強力です。
「あなたならだいじょうぶ!絶対だいじょうぶ!必ずできるようになるからだいじょうぶ!」
という親御さんの信じるチカラは、私以上に力があります。
もしこのコラムをお読みのお父さん、お母さんが、わが子のことを「ぜったいだいじょうぶ!」と最後まで信じることができたら、私はほとんどの問題は解決していくのではないかと思っています。
「またまたそんなことを、、、」
と、思われるかもしれませんが、結局行き着くところはそこなのです。
どこまでわが子を信じることができるか。
ここがポイントのように思います。
私はこれまで本当に多くのお子さんたちの学習をサポートさせていただきましたが、最後にみんなハッピーになれた事例では、必ずといってよいほど最後まで「ぜったいだいじょうぶ!」と信じている親御さんがそばにいました。
もし今、子育てやお子さんの学習のことで悩んでいることがあったら、今、本当にそう思えなくてもいいですから、まずは、「ぜったいだいじょうぶ!」と自分に言い聞かせていってみてください。
お父さん、お母さんの「ぜったいだいじょうぶ!」は、チカラがあるのです。
私以上にあるのです。
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