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でき太くん三澤のひとりごと その32

投稿 その32

なかなかおさまらないコロナ。
最初はちょっとやりづらさもあったリモートでの授業にも、すっかり慣れてきてしまって。。。

感染が心配なご家庭では学校に行かずにリモートで授業参加というのも違和感がなくなってきました。

さて、今回は10年以上前に観た映画のお話です。

知人に誘われて、塩尻市までその映画を観に行きました。

なぜ塩尻市まで行ったのかといえば、その映画があまり有名ではなく、そこでしか上映していなかったためです。地方都市ではこういうことがよくあります。

その映画館は、本当に映画が好きな方が経営をされているようで、その方が納得できる映画しか上映されていないようです。

いわゆる「流行りもの」はほとんど上映していないと思います。

それで経営できているのかは謎ですが、今もその映画館はありますから、映画好きな方々によってしっかりと支えられているのでしょうね。


その映画のタイトルは「天空の草原のナンサ」です。
(ご存じの方がいたら驚きです。ぜひコメントください)

この映画は、モンゴルの大草原で生活する家族をドキュメンタリーのような形で撮影していました。

モンゴルで生活する家族の様子を淡々と映しているだけのように見えるので、私も最初のうちは「これは一般受けしないよね。。。無理もない」という印象でした。

ただ映画が進むにつれて、あることに気づきました。

この映画の主人公のナンサちゃん、確か6歳か7歳だったと思うのですが、とても「自立度」が高いのです。

日本で言えば小学校1年生くらいの女の子が、家事を手伝ったり、家畜の世話をし、弟や妹の面倒をみたり。。。

とにかく、6、7歳とは思えないほど、働き手のひとりとして家族を支えているのです。

これには正直驚きました。

モンゴルという厳しい自然環境では、6、7歳といえども、しっかり働かないと家族は生活していけないのかもしれません。

では、日本ではどうでしょう?

6、7歳でそこまでの「自立度」はあるでしょうか?
たぶん、そういうお子さんは少ないですよね。

社会がその年齢の子にそこまでの自立度を要求していないので、ナンサちゃんのような自立度があるお子さんは少ないと思います。

でもお年寄りから「昔は、ちっこいころから薪ひろいや、下の子の世話、食事の準備をさせられたもんだ」という話を聞いたことがあります。つまり、日本でも昔はナンサちゃんと同じような自立度の6、7歳がいたということです。

実はこの「自立度」
能力開発のポイントなのです。

私はこれまで本当に数多くのお子さんの学習をサポートしてきましたが、「自立度」が高いお子さんは、先細りしたりせず、学習すればするほど、どんどん能力を開花させていきます。学習すればするほど、どんどん「できる❗️」ようになっていくのです。これには本当に驚かされました。

逆に「自立度」の低いお子さんは、学習するとそれなりの結果はついてくるのですが、塾の先生や親、学校の強制力といったサポートがなくなると、先細りしていきます。

私のいう「自立度」は、学習面だけでなく、生活面のことも含まっています。

ナンサちゃんとまではいかないまでも、生活の中での「自分のこと」が、自分でできるようになってきている子は、右肩上がりで成長していきます。「自分でできること」が増えていくのとまるで比例するかのような形で成長していくのです。

その成長の様子をひとりではなく、複数のお子さんで確認すると、「勉強とは関係ないような生活面での自立」がとても重要なものであることに気づかされます。

ですから私はタイミングを見て、少しずつ、少しずつ「自分でできること」を増やしていくようにアドバイスしています。


朝起きること。

自分の洗濯物をたたむこと。

自分の食べた食器を洗うこと。

自分で学校の準備をすること。

家族のためにお風呂を洗うこと。

など、など。


ちょっとしたことでもいいのです。

最初からできていなくてもいいのです。

ちょっとずつ、自分でできることを増やしていく。

生活の中で子どもが他の家族のためになれる働きができる。

こういうことを増やしていくのです。

そうすると、勉強面の自立度も自然と向上してきたりします。

自立度が向上すれば、上述したように、学習すればするほどどんどん「できる❗️」ようになっていきます。

つまるところ、教科の勉強も「生活の一部」でしかありません。

生活面での自立度が向上すれば、勉強面の自立度も必然的に高くなりますよね。

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