深夜梗塞 〜第二章〜
▪️2−01 / 暗転。
粗相等はあったものの、一般病棟へ移る計画も進み、徐々に薬を減らしていった。
が、意識が朦朧とし始めた。血圧が下がりすぎているという事で緊急手術を行う事に。
地下駐車場の隅っこにシートを貼って、その上で手術を受けているような幻覚を見ていたように思う。
その後、このままではリスクが高いため、ペースメーカーを入れるという判断に。一生物になってしまうが、それも自分の蒔いた種だ。素直に受け入れる事にした。
心臓部という事で、入念な説明と執刀に際しての誓約書を