懐かしさ溢れる空き地
空き地。
なんにもないけど、好きな場所。
子供の頃の遊び場だった。
普通の公園は家からはちょっと遠くて…
当時住んでいた家の真前に大きな空き地があったから、そこでいつも近所の色々な年齢の子達と遊んでいた。
「なんにもない」って言っても、あるにはあった。
たとえば・・・
よく見かけるけど名前は知らない草花だったり木々だったり、石ころ、おそらくここに建っていただろうと思われる建物の壁の破片、風呂場かな?そのようなタイルの欠片、どこかの窓の割れたガラス、木の板、支えとなっていただ