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久しぶりの雑誌掲載です

前回のawaiでちょこっとお話したんですが、医学書院さんの「訪問看護と介護」という雑誌があるんですけれども、7-8月号に特別記事として取り上げていただいております。WEBメディアには取り上げていただく機会はあるのですが、誌面は久しぶりです。

このnoteの音声ver.はこちら。

すでに見てくださった方がいたら嬉しいな。
 
去年の5月だったと思うんですが、修士論文の発表会をなんと医学書院さんがやってくださるということで、報告会を開催してくださったんです。で、僕ともう一人、小杉湯でコミュニティーナースをしている看護師の河村詩穂さんで話をさせていただきました。その時の記録を記事にしてくださったんです。
 
「居場所・つながり・コミュニティ 人はどうつながり集まるか」というテーマで、医療や福祉系の雑誌では珍しいテーマなんじゃないかなと思います。実は、コロナ前の、確か2018年だったと思うんですが、採用をテーマにした特集に出させていただいたことがあって、久しぶりの登場になりました。
 
ぜひ皆さんには中身を見ていただきたいんですが、修論については今まで何度か話をしてきたんですけど、もう一度どんな内容かざっくり説明しますね。
 
「弱いつながり」というテーマで書きまして、ここ何年かで医療とか福祉の専門職がまちに出てつながりが大事だって言っているんだけど、果たしてそのつながりってどういうつながりなの?みんな具体的に言える?っていう問いからはじまっています。
 
たしかに、つながりは大事なんですよ。健康の社会的決定要因といわれていて、ヘルスケアなど公衆衛生の分野でもつながりが大事という研究報告はたくさんあります。ただ、そこにはつながりの内容までは言及していない。今回の記事でこれについては深くは書かれていないんだけど、例えばつながりって動的なの?静的なの?みたいなところとか。

 
あとは、つながりの深さ、親密度だったりどのくらいの距離なの?といったところを考えた上で、つながりが大事だ!って言っているのかな、っていう問いです。これらを自分なりに紐解いていって、「弱いつながり」についても自分の定義を出しています。
 
論文の中でこの「弱いつながり」について図式化してみたんですが、「訪問看護と介護」に掲載いただいている記事では、それをめちゃくちゃ綺麗に図式化してくださっていて、すごーく気に入っています。
 
とは言っても、そんなに目新しいものでもなくて、きっと見たら「そうそうこれ」みたいな感じで、意識下でやっているというよりは無意識にやっていることなんじゃないかなって思います。
 
自分が知る限り、こういう感じで出している人っていないと思うから(当たり前過ぎて)ぜひ一度見て欲しいなと思います。ちょっとおこがましいけど、つながりとかそういう文脈で活動している人たちの参考になったらいいな。
 
一緒に記事に登場している河村さんは自分の研究を大きな学会で発表しているので、僕も見習わないとなと思っています。小さい学会ではいくつか発表しているんだけど、ガッツリ発表できるようにしていきます。医療系の学会もいいんだけど、他の分野の学会にチャレンジするのも良いよね。
 
ってことで、皆さんぜひ読んでくださいね!!
感想待ってます!

ではまたー。


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