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養子について考えた

映画「LION /ライオン 25年目のただいま」を見て思ったこと。
この映画は実話を元にして作られた作品です。

ネタバレがあるので映画を見たい方は読まないでください。

オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった“ただいま”を伝えるため、彼は遂に決意する。「家を探し出す―」と。

この映画からは色々考えさせられました。
インドのストリートチルドレンや、格差のこと。養子を受け入れる大変さや覚悟などです。

特に印象に残っているのが、サルーの義理母の言葉です。

一般的に養子を受け入れる家庭は、子どもが欲しいけれど授からなかった夫婦や、子育てが落ち着いた夫婦などのイメージがありました。しかし、サルーの義理母は子どもを産めない体ではありませんでした。それでも、実の子を産まずに養子を受け入れると決めたのです。

世界は人であふれている
子どもを産んで世界が良くなる?
不運な子どもたちを助ける方が意義がある

これを聞いて正直驚きでした。
なぜなら私も同じように考えているからです。

自分の子どもが欲しい思いもありますが、生きるのってそんなに簡単じゃないし、世の中には生まれてきた時から大変な思いをしている子どもがたくさんいます。でも、子どもたちは何も悪く無いし、全ての子に幸せになる権利はあると思っています。なので、結婚することがあっても自分の子どもではなく、養子を受け入れることを視野に入れています。(と言いつつ、結婚する予定すら無いですが…)

しかし、この映画を見て、養子を受け入れるのは容易では無いし、覚悟と責任を持って受け入れる必要があると考えさせられました。

サルーは実の家族とは離れ離れで暮らすことになりましたが、多くの愛情を受け立派に育っています。

なんか全くまとまっていませんが、結構好きな映画でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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