全てのNoterに捧ぐ【週刊連載第4回】
こんにちは、あきです。
本マガジンで取り扱うのは「Noteで記事を書いている方々はみんなライターとして食べていける可能性がある。」という話です。
ここで語る内容は全て私自身が実際に半年間でライターとして安定した収益をあげるまでに実際に行った行動やマインドセットです。
筆者の経歴や実績に関するバックグランドはこの記事で簡単に説明しています。とても短い記事ですので読まれていない方は先にこちらをどうぞ。
この記事の信用性の担保としていただけると幸いです。
第四回目となる今回は、「書く内容に詰まった際のネタ作りの方法論」についてお話ししていきます。
前回、noteを用いた情報発信でマネタイズするためには毎日継続的に記事を投稿することと述べました。
収益を生み出すためには最低でも3ヶ月程度の継続を想定して始めるべきであり、
仮に3ヶ月間毎日投稿するのであれば、おおよそ100記事程度の記事を執筆しなければなりません。
記事の質を一定以上に保ちつつ100記事を執筆しようとした際、見切り発車で書き始めてしまうと途中で記事にするネタがなくなってしまう可能性が大いにあります。
本項で紹介していくのはそういった記事のネタに困った際にオススメしたい一つの解決策です。
この方法論を取り入れることで記事のネタ探しには困る事が解消されるだけでなく、あなた自身の知識のアップデートも同時に行う事ができます。ライターさんには是非取り入れて欲しい方法論ですので最後までお付き合いいただければと思います。
では、始めていきましょう。
ネタに困ったら本屋に行く。
さて早速結論から述べさせていただくと、見出しにもあるようにネタに困ったらまず本屋に行きましょう。
解決策を端的に言えば「読書して知識を身につけて、得た知識を即座に記事のネタにする。」ということです。
ネタに困って情報を収集する際に本を用いる理由は、信用性の高い情報である可能性が高いからです。
今の時代、本以外からも情報というのは簡単に手に入れることはできますが、基本的にインターネットに公開されている情報というのは誰もが発信できる情報であるため、必ずしも正しい情報とは限りません。
その点、本は出版されるまでにいくつも工程を経て、たくさんの人間が内容を確認する為、情報の裏どりをきちんと取っている事が大半です。
また本の著者もその界隈では確かな実績のある人物であったりする為、インターネットの記事よりも信頼できる情報であることは明白です。
実際僕自身も本を選ぶ際は必ず誰が書いているかを事前に調べて、購入するかどうかの判断材料にもしています。
インターネットで記事を書いているライターの経歴は不透明な事も多いですが、本を出版している著者の経歴はインターネットで調べるとしっかりと記載されています。
決してインターネットから仕入れた情報をネタにするべきでないと言いたいのではありませんが、毎日更新する事を前提とする際はネタを見つける時間はそこまでたくさんはないはずです。
記事の執筆は携帯、もしくはパソコンで行う為、一見するとネタ探しにインターネットを眺めながら情報収集する方が移動の必要もない為、時間を効率よく使えそうですが、悩んでいる時ほど場所を変えて気持ちをリセットする事が大事です。
インターネットで嘘か本当か定かでない情報を見比べながらネタを考えるよりも、明確に目的を持って書店に足を運んだ方が総合的に見ると効率が良かったりします。
学ぼうとするのではなく、他人に伝える事を意識する。
日頃から本をたくさん読む人ほど教養が高いと言われるように読書は自分自身を高めてくれる良質なインプットです。
しかし、それはわかっていながらも実際に読書を試みたものの
買った初日だけ目を通して数日後には自室の本棚に収まってたり
毎日少しずつ読むと決めたが、読破する前に飽きてしまったり
全部読んだが数週間後には内容を忘れてしまっていたり
このような経験は誰しもがあると僕は思っています。
実際に僕自身も数年前までは記憶に定着する読書の方法を知らなかった為、本は買うものの、本がただ積み上がっていくだけでした。
基本的に本を読む際のマインドとして、この本を読んで知識をつけよう、学ぼうと意気込むほど本の内容は頭に定着しないのです。
お金を払って本を購入すると埋没費用にならないようにこの本に書いてある内容は全て頭に入れなくてはならない。お金を払ったのに勿体無い。といった思考が自然と働きます。
そうなると脳は自然とプレッシャーを感じ、何としても書いている内容を頭に入れないといけないといけないと思ってしまいます。
こうなると本を読む事が少しずつ負担になり、気がついたら読むことを諦めてしまいます。
ではどのようなマインドで本を読めば、得た知識がしっかり身につけられるのか。
それは「常に誰かに教えることに神経を注いで読む。」ということです。
今回のように日々のブログ記事のネタに困った際に本を探すという状況はまさにこのマインドになります。
自分の有している知識や技術を誰かに伝えるには、感覚的に捉えている理論や理屈を言語化しなくてはなりません。
この言語化する作業はアウトプットとしてとても最適な方法です。
これは自身が新しい知識や技術を得たいときにも有効で、読書を通して得た新しい知識を即座に誰かに教えるとその知識はしっかり記憶されます。
おそらくNoteで書く記事は1記事あたり3,000字程度だと思います。
本全体の内容ではなく部分的に使いたい情報を抜き出してその部分だけを読み込めばいいので、十数ページだけ読めばいいのです。
また、あくまで目的は本を買うことではなく、記事のネタを見つけることです。
探す内容も自分のnote記事で取り扱っている専門分野の中で知り得なかった特定の事柄の部分だけでいいのです。
なので10分程度の立ち読みで済んでしまうこともあるので、手に取った本を必ず購入する必要もありません。
そういった気持ちで本を読む際は埋没費用の概念もない為、気持ちも非常にリラックスして読む事ができます。
このようなマインドで本を読んだときに得た情報はとても記憶に定着しやすいのです。
仮にnoteなどで情報発信をしていなくても、この方法論はとても有効です。
本に書いてある内容を記憶に残したいのであれば、読んだ内容をその日のうちに誰かに伝える作業を行ってみましょう。相手は誰も構いません。
あなたの説明だけで相手が本に書いてある内容を理解してくれたのであれば、あなた自身もその本に書いてある内容が理解できているはずです。
読書と記事執筆をセットにする
ここまで記事執筆のネタに困った際に本から新しい情報を仕入れるという方法論を紹介してきました。
ここからはより具体的にどのようはマインドで読書をして、本から得た知識を記事執筆に用いるのかを説明していきます。
基本的な考え方として手に取った本を全部読もうとする必要はありません。
内容を記憶に刻むため必要な箇所だけインプットして即アウトプットすることを目的とします。
手順としては以下の3つのステップで行います。
1. 必ず目的を定めて書店に行く。
2. 必要な箇所だけを読了する。
3. 得た知識をその日の内に記事にする。
では一つずつ見ていきましょう。
1. 必ず目的を定めて書店に行く。
基本的に記事のネタが浮かばなくなってしまった際に取る行動として話を進めてはいるのですが、なんとなく書店に行くのは絶対にやめましょう。
ネタがないにしろ必ずある程度の的は絞ってから書店に足を運んでください。
例えばあなたが英語の記事を書いているとして、自分の受験英語の知識を中心に書いているとしましょう。
その際はブログの方針を変えないのであれば、受験英語の本だけに絞って書店で本を探しましょう。
同じ英語の本でもTOIECやIELTSなどの資格対策の本であったり、発音やシャドーイングに関する本など幅広く揃えられているとあれもいいし、これもいいなと思ってしまうのため、その散策の時間が無駄になります。
記事の内容に関しては書ける限りは同一のジャンルで絞った方が読者は付きやすいのでマネタイズにも早く繋がります。
2. 必要な箇所だけを読了する。
探す本の内容を定めたらそのコーナーに置いてある類似の内容の本を手に取ってざっくり斜め読みします。
基本的には立ち読みで済ませる精神の方がリラックスして読めるので、目次に目を通して自分が記事にしてみたいと思った見出し文の箇所だけをつまみ読みして行きます。
その際にいいなと思った箇所や印象に残った文章などは携帯のメモなどに箇条書きで書いておきましょう。
そうしておくと家に帰ってメモを読み返すと記憶が蘇りやすくなります。
もちろん良い本に出会えた際は購入してもいいのですが、あくまで目的は今日の記事執筆です。
本を読了することより記事執筆の優先順位の方が上だということは念頭に置いてください。
またここで一言一句記憶する必要は全くありません。
書いてある内容を頭の中で落とし込み、自分の言葉に変えて伝える作業が記事執筆です。
書いてある文章を丸まま自身の記事で書いてしまうと、それは盗作になってしまいます。
文章を通して著者の主張や言いたい事を汲み取る事が大事です。
3. 得た知識をその日の内に記事にする。
書店に行き、ネタ収集をしたらその日のうちに記事にしてしまうことです。
たとえネタにしたい本を購入したとしても、その日のうちに記事執筆を行うことをオススメします。
なぜなら日をまたいでしまうと、情報に触れた時の感情や記憶も薄れてしまうからです。
本を読んで「この情報はすごい、ブログで書きたい!」という感情が最も高鳴っているのは読んだ後の数時間程度です。
また新しくインプットした情報というのは非常に抜け落ちやすい為、記憶に定着させるにはなるべく早くアウトプットするべきです。
できたら書店に足を運び、帰ってきたら即記事の執筆に取り掛かるというくらいの気持ちでいましょう。
まとめ
ブログの記事のネタに困った際は本を読む。
読書と記事執筆をセットで考えることで読書の習慣も同時に身に付けることも可能です。
この方法論を用いる事でネタ切れに困ることは無くなるのはもちろんですが、それ以上に得られる恩恵があります。
それは自分自身を際限なくアップデートしていけるということです。
実業家や有能な経営者は揃って「読書家」であると公言している人も多いのですが、
彼らが輝かしい成果を叩き出し続けられるのは、本から得た知識をどんどんアウトプットして実践していっているからだと僕は考えています。
世界には様々な偉業をなり遂げてきた方々がたくさんいますが、皆が日々の小さな積み重ねから大きな功績を生み出しています。
noteでのマネタイズも同じで日々の小さな積み重ねが少しずつ金銭に還元されて行くのです。
毎日の記事執筆の中で記事のネタが無くなってきた際は今回の方法論を是非実践していただければと思います。
次回の更新は2週間後の8月24日を予定しています。
ではここまでお読みいただき、ありがとうございました。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです