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妖怪アパートの幽雅な日常|読書感想文

人生において何度も何度も読み返す本は数えるほどだと思うが、私にとってそのうちの1シリーズが「妖怪アパートの幽雅な日常」だ。

子供なら誰もが夢見る特殊な能力の発現、アパートで住民たちと共同生活という非日常な日常、唯一無二の無敵の親友の存在、るり子さんが作る美味しそうなご飯、いろんなコトを教えてくれる人生の先輩たちに囲まれた生活...

本当にたくさんの魅力が詰まっていると思う。

初めて手に取ったのは確か小学3年生の時だったと思うが、完結する2013年まで大切に大切に読み進めた。
小学校高学年の時に全校集会で当時の女性の校長先生が、おすすめの本として「妖怪アパート」シリーズを挙げていて、
「そうそう、先生よく分かってるじゃん!」
と思ったのを今でもよく覚えている。

人間の醜さ、傲慢さ、美しさが詰まった大好きなシリーズである。

私が胸に留めている一節を2つ。

『君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう。』
『自分は独りだなんて思うなよ。助けてくれる人が必ずいる。必ずだ!よく探せ』

#4  2022.12.4

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