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Right time, right place.

最近考えてることをつらつらと書いてみる。

信念に縛られていないか?


「信念よりも、哲学のある人がいいな。」

そんなことを思うようになった。

30代前半は、「私はこういう世界を作るんだ!」「これを成すんだ!」と理想を掲げて鼻息荒く獅子奮迅。自分の信念があることで強くまっすぐあれて、力が湧いて、物事を動かすことができたと思う。

でも最近はちょっと違う。

日々見たこと、感じたこと、学んだことをどう自分の肥やしにするか?流すか、向き合うか、味わうか。

「私はこういう人間である。だからこうあるべき。」に囚われず、時々で人生の楽しみ方に幅がある人って豊かな哲学に生きてるなと思う。

信念がいつのまにかしがらみになって、ダサい自分になってないか?と私に日々問いかける。

愛に生きるとは、愛に呼吸すること。

愛すること、に囚われず、
感じること、に囚われず、
言葉にすること、に囚われず、
呼吸するように自分の哲学に生きてたい。

I would like to be who have philosophy rather than conviction.
How do you fertilize what you see, feel, and learn every day? Flow it, face it, or taste it.

I think that people who have a wide range of ways to enjoy life without being caught up in "I am this kind of person, so I should be this way" are living with a rich philosophy.

Haven't I become lame because of my belief before I know it? asks me every day.

to live in love means breathe love.
I want to live my philosophy as like as I breathe.

Right time , right place.

田端さんの著書にこんな一文がある。

シリコンバレーには、〈 Right time, right place. 〉という言葉がある。これは日本語に直訳すると「適切なタイミングに、適切な場所にいる」ということ。仕事でもスポーツでもプライベートでも、人生の真髄はこの言葉で表されている、といってもいい。成功の99%は、正しい時に、正しい場所にいることでもたらされるのだ。

そしてもう一つ。幸運に恵まれて、いい波が来た時にビビらずに、波に乗ろうとする勇気も必要だ。運よくその場にいても、せっかくの波に乗らなければ意味がない。すごい大波が来れば、「巻かれたらどうしよう」という恐怖心は、いつも付きまとう。その瞬間に、「失敗してもいいからいくぞ!」と一歩を踏み出せるかどうか、ほんのわずかの勇気の大きな違いだ。

私はつくづく運がいいと思う。
人に恵まれて、いろんなタイミングに恵まれて、自分の人生において違和感がある状態で生きている時間はとても少ない方だと思う。

いい波が来た時に、えいやと乗る勇気も結構持ち合わせてきた。もちろん自分の読みが甘くて、予想以上の大波に自分から巻かれにいってしまったことも、乗れたと思ったけどスキル不足でうまく乗りこなせなかったこともある。

でも総じてここまでのキャリアにおいても、人生における大きな決断も、right timeを掴んでいると思うし、そろそろright timeが来るぞという感覚もかなり磨かれてきた。タイミングについては元々敏感な方だと思うから、そういう前兆を察知しているというのもあるだろう。

次なるステップは、right placeかどうか?の見極め。その判断スピードと精度をあげること。目移りせずに「ここだ!」という場所へ、適切なタイミングでいれるように。

Right time , right place. 
今ここがそうだ、といつも言えるような自分でいたい。

執着と愛着。消化と昇華。

いつから愛着が、執着になってしまうのだろう?

愛を込めて、愛を注いで大切にしていたものが、いつのまにか大切にしすぎて、それに自分が縛られていることに気づかない。
信念もそうだろう。自分の在り方もそうだろう。人間関係も、仕事もそうかもしれない。

「あ・・・。私、執着してしまってたんだ。」

そう気づいた時、消化できるまで時間がかかる。気づいて、受け止めて、消化して、受け入れて、解釈して、そして少しずつ昇華していく。

その工程には途方もない時間がかかる時がある。

ものすごい勇気を必要とする時もある。

注意したいのは、消化と昇華は全く違うということ。

知ると、わかると、できる、は全く違うってくらい違う。
それなのに、人は昇華を急いでしまう。昇華したと思い込んでしまう。

本当はまだ、消化すらされていないのに。


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