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ライフログの書き方ー前編ー

振り返る人、オア明奈です。

さて今日は、年末年始やキャリアチェンジなどの「節目」にオススメしたい”ライフログ”について。

自分の人生を棚卸しして、人生を味わう。積み重ねてきた人生を見つめて自分のコアを掴む、それがライフログです。

私は4つのステップでいつも行っています。

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STEP1:人生を棚卸す

まずは学生時代、社会人(前職)、社会人(現職)などライフステージを3つくらいに分けて、自分の人生を棚卸します。

①打ち込んだこと/プロジェクト

②具体的な役割、仕事内容、実績

③そこから得たもの、学んだこと

④その時期に人生の「テーマ」をつけるなら

①から③はとにかく具体で、各ライフステージごとに最低でも3つずつは書き出したいところ。これは就活時代に自己分析などで行ったことがある人もいると思うけれど、改めてキャリアを積んだタイミングで、再度自分の人生を整理することをおすすめします。じっくり考えてみてください。

そして④はそれらをサマリーして、「あなたの人生にとって一言で言うとどんな時期?」と問います。私は何かとテーマを決めたり、タイトルをつけるのが好きなんですが、これは「抽象化」という行為です。

私が尊敬するSHOWROOMの前田裕二さんも著書「メモの魔法」で、「抽象化は人間に与えられた最強の武器」と書いていますが、私も「抽象化」が何より肝だと思っていて、これによって自分の思考整理が出来て、コアを掴むことに繋がります。抽象化は「ライフログ」においても重要で、その事象、その経験はあなたの人生においてつまりなに?と明文化することで、自分の人生を客観的に見つめられるようになります。

恐らくこの「人生の出来事を抽象化する力」が、私自身はCRAZY WEDDINGのプロデューサーとして、お客様の人生をヒアリングすることを通じてその人の価値観や本質を抽出し、その情報を編集してコンセプトに昇華させるスキルに繋がっています。

STEP2:人生を見つめる

人生を棚卸ししたら、次は自分の人生を見つめてみてください。

私がオススメする問いは3つです。

①人生で影響を受けた人、その人からもらった言葉や在り方

②人生で意識してきたこと、譲れないスタンス

③あなたの強み

①は今の自分の在り方や価値観のルーツに気づくため。②は自分が大切にしている在り方や自分の信念を言語化するため。そして③は自らの才能、スキルを認知するためです。

③に関しては自分で強みを認知出来ない人は、周りから褒められたことや、強みだよと言ってもらったことをまずは書き出してみてください。

他にもいくつかあるんですが、まずはこの3つの問いから自分の人生を見つめてみると、これまでの振返りとは違った気付きが湧いてくると思います。

ちなみにCRAZYでは、「キャリアチェンジ」ではなく「ライフチェンジ」という考え方を大切にしています。私もCRAZYにチャレンジしたいとお越し頂く方の面談をよくさせてもらいますが、「キャリア」として次のステージを考えるのは短視眼的な判断になりやすくて危険です。人生を点ではなく線と捉えてみる。あなたの「ライフ」として何を大切にしたいのかを見つめてみることで本当に生きたい人生、掴みたい理想が見えてくることもあると思います。ぜひキャリアに迷っている人も、まず「ライフログ」から始めてみてください。あなたのルーツに、あなたの積み重ねてきた人生に必ずヒントがあります。

自分の人生を愛して、自分の人生を祝うこと。「この人生でよかった」と思える瞬間が一つでも多くあることは、感情豊かに自分の理想の生きる人が溢れる社会につながると信じています。

STEP3と4についてはまた書きますね。今年もあと2日だ!

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