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鹿とハーブのキャベツロール

今回は鹿肉とハーブを使ってキャベツロールを作りました。日本のいわゆるロールキャベツは、人生で数回しか食べた記憶がなく、またどんな味だったかもそれほどよく覚えていません。ただ、国外のあちこちの国で食べたキャベツロールやサルマ、ドルマを再現するべく挑戦しました。

人生で食べたキャベツロールで一番おいしかったのはハンガリーです。パプリカパウダーとザワークラウトの風味が独特で、またサワークリームをたっぷりかけるため、ソースとクリームが混ざり合うことによる濃厚な味わいに感動したのを覚えています。その他では、トルコを中心に、コーカサスや中東、東欧のあちこちで食べましたが、アルメニアで食べたグレープの葉に包んだものが印象深かったです。

グレープの葉、ナス、ズッキーニ、パプリカ、キャベツ、など、いろんな包みもの(詰め物)を食べてきて、地域や家庭によって味も少しずつ違っていたわけですが、どのドルマやサルマにも「お肉と一緒にご飯」が詰められていました。

そこで今回は、「あの美味しかった世界のロールをもう一度!」の思いから、鹿肉を使って「お米の入ったキャベツロール」に挑戦してみることにしました。先に結論を言っておくと、鹿肉とキャベツロールの相性は、意外にもめちゃくちゃいい!です。

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近所で駆除された鹿や猪141頭を解体し、お肉を食べる(食べてもらう)活動を続けてきました。ジビエ肉(主に鹿肉)をささっと調理し、おいしく食…

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