大学院のこと(12) (進学・留学体験談)
大学院への進学は、進学時の目的からすれば概ね失敗に終わった。学費をドブに捨てるような選択だったと後悔しているが、その詳細については既に書いた。また、そうは言いつつも大学院の授業の全てが無意味だったわけではないこと、もしも専攻がジャーナリズムでなかったら、それなりに充実した大学院生活を送れた可能性があることなどを、前回11話にまとめた。
今回は、香港大学大学院で専攻を間違えてジャーナリズムにしてしまったにもかかわらず、それでも「行ってみたことはただ無駄だったわけではない」と結論づけるに至った理由を書き留めておきたい。
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