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『若者のすべて』を聴くには早い

2023/08/21(月)

 忙しい(多忙というか、拘束されてぜんぜん好きに動けない)1日。

 横浜のホテルで、従業員がマスターキーで客室に侵入して女子の寝顔を撮っていたという恐ろしいニュースを見る。老舗のきちんとしたホテルらしいけど、そういうホテルのスタッフが劣化しているのは「日本の衰退」みたいなのを強く感じてしまう。
 これまでの感覚で旅行ができなくなるのかな。

 スノッブさって、趣味や嗜好そのものより、その人がどういう人かによるところが大きいのかな、などと考える。
 柄がいい人が定番のものを素直に好きなのは「流行にながされず素敵だな」と感じるし、印象の悪い人がベタな高級品を自慢していれば「君はそのダサさで周囲にマウント取れてるつもりかぁ、なぁ?」と思ったりする(なんて柄がわるいんだ、私は……)
 私が何か本を読んだり、ご飯を食べたり、どこかに旅行したりしているのを「楽しそうでよかった」と思ってもらえるような人でありたいね。
 この日記も微笑ましく読んでもらえれば嬉しいです。よかったらスキも押してってください。


2023/08/22(火)

 なんだかんだでこの時期から早朝や夜更けは涼しくなってくるのが北海道の常なんだけど、今年はじっとりした嫌な暑さが続いている。
 昼ごはんにガパオライスを食べたら汗が止まらなくなった。
 まだフジファブリックの『若者のすべて』を聴くには早い感じ。

 荒木飛呂彦『ザ・ジョジョランズ』1巻を買う。説明の必要はないかもだけど、あの『ジョジョの奇妙な冒険』の新シリーズ・第9部です。
 ハワイを舞台に、15歳の少年・ジョディオが悪い実業家の使い走りをしながら、この社会の富と権力が集まる「仕組み(メカニズム)」を掌握しようとする物語。第5部の、ジョルノがギャングスターを目指す話の発展形を意識なさっていると思われる。
 1巻はまだまだプロローグで、どういう話になっていくのか見えてこないけど面白い。語り口はゆったりしているので、20巻とか続くんじゃないだろうか。
 たしか1986年に始まったマンガなので、あと3年で40周年。各部ごとに違う話ではあるけど、ひとつの作品を40年描いてまだぜんぜん飽きないというのは、本当にすごいことだ。

 この流れで私の話をするのは恥ずかしいけど、真面目に小説を書いてみようかと思ってから20年。初めての本を出してから14年。ここ数年はあまり活発にはやれていないけど、一応続いている。20年後も書いているだろうか。がんばれば本を出せるような環境に居られるだろうか。考えると暗くなるのでまずはとにかく今年の残りをがんばろう……

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