【タイ•バンコク】物乞いかと思ったら全然違った話
バックパッカーとして初めて降り立ったのはタイのバンコク。
カオサン近辺の宿に泊まり、有名寺院を巡ったり旧市街をお散歩したりして過ごしていました。
その日はブラスメン要塞辺りをぶらぶらお散歩。
途中、飲み物を買おうと思いセブンイレブンに入りました。
飲み物を選んでレジ前に並んで、次は私の番。
レジカウンターに行って店員さんがバーコードを読み込んでいると、
やたらとわたしのすぐ横に寄ってきて商品を差し出してタイ語で何やら言っているおばあさんが。
「なんだろう?ワタシの方が先に並んでたとか横入りするなって言ってるのかな?」
とおばあちゃんを見て思ってるのも束の間、
店員さんが困惑した顔をしてるのを見て気付きました。
「あ!これ物乞いだ!おばあちゃんがワタシのも払えって言ってるんだ!!」
その後はおばあちゃんを無視して自分の分だけ会計し、
「あ〜あれが物乞いかぁ。初めて会ったなぁ」
などと思いながらとぼとぼ歩いていました。
それから数日後、カオサン通りら辺でお散歩中、ビールが飲みたいなと思い近くのセブンイレブンへ。
瓶のChangを手に取りレジで栓を抜いてもらえるか聞くと、ダメだとの返事が。
「栓抜きないのか〜。じゃあ缶にしよう!」
と瓶を戻して今度は缶のChangを取りに。
その時近くにいたおじちゃんがタイ語で何やら私にすごく話しかけてきました。
「何言ってるんだろう?
そういえば前にもこんなことあったな…。
あ!これは物乞いだ!」
めちゃくちゃ話しかけてくるおじちゃんを無視してレジに缶のChangを持っていくと、それでも店員さんからダメだと言われ、
そこで店員さんから
「今の時間はお酒は売れないよ」
と言われ、ハッと思い出しました。
そうだ!タイはお酒が売れない時間があるんだった!
確か11時から販売できるんだったような…
今は10:50…まだ売れない時間だ!
↑タイのお酒事情(参照:泰国屋様)
それから何を言ってるのかは全くわからないけど、おいでという仕草をおじちゃんがしたので一緒にセブンイレブンを出ると
斜め前のあのお店でなら買えるよ!というようなボディランゲージをして教えてくれたので
Thank you!とお礼を言い、そのお店に行って無事購入することができました。
物乞いでもなんでもなく、外国人の私に親切に教えてくれてただけでした。
あの時のおじちゃんありがとう。
勘違いして無視しちゃってゴメンね。
朝の11時前から飲みたくなっちゃう飲兵衛の皆さんはくれぐれも気をつけて。
そしてタイ人の親切さに触れた1日となりました。
コップンカー。
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