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乳児の脳活動

乳幼児から幼児おける脳の発達変化

私は、外部からまだ脳内にはいていない乳幼児の脳発育発達が、そのまま外部から刺激が多い幼児脳内に移行するのかいつも疑問を持っていました。そこで、頭皮上から間接に脳内活動を調べる方法として脳波があります。それも128チャンネルを使って脳波の周波数別に調べ、β波帯域 ベータ帯域が集中など脳が活動している時に出現します。α帯域 アルファ帯域は、リラックスしている時に出現します。

写真は9ヵ月の赤ちゃんに128チャンネルを頭皮上に装着したもです。

結果的には、乳児7ヵ月から10ヵ月にかけて劇的に変わります。
これは、乳児がいろんなもに興味を示します。また、移動などで手足を動かし、その結果、皮膚、筋肉からの情報が脳に伝わり、さらに脳内の平衡感覚も加わり脳波が変化するもの考えられます。
これを調べるために同一幼児が15ヵ月まで発達-成長するまで時系列的に調べた。乳児脳波帯域は、5ヵ月から調べています。
また、乳児と比較検討するため3、4歳、青年期の周波数も調べました。

図は 同一赤ちゃんがAからBに成長した時のβ波帯域13~30Hzにおける変化を
A: 乳児8ヵ月~
B: 12ヵ月
頭皮上の赤表示は、脳活動が活発に働いている箇所です。
各脳左右は上から見たもので、鼻方は上部、後頭部は下部になっています。





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