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『アドラー子育て講座〜叱らない、ほめない、"勇気づけ"の子育て〜』を受けてみて

〈講座受講のきっかけ〉

朝グズグズのんびりな5歳息子に『早く◯◯して!』『まだやってないの!』『もういくよ!』『おくれるよ!💢』とイライラする事が最近多い。

でも、言ったところで効果無いどころか、
息子 『ママこわい…😣』と余計に準備のスピードが遅くなり…
私 『はぁ!??💢』
そして自己嫌悪…の悪循環。

対応完全に間違ってるな…と、思いつつも、自分の中に他に知識も経験もなく…💦
これは違う方法を学ぶしかない!!
『叱らない、ほめない、"勇気づけ"の子育て』という言葉に、きっと私に今必要なのはこれだ!!!と。
先生に猛アプローチして、オンラインで開催して頂けることに。
(オンラインイベント主催経験が役に立った!!)
土曜の夜遅くにも関わらず、子育て中のパパママ16名で一緒に学ぶ場になった!☺️

とっても濃かったので、一部だけど、以下は学んだことの、私視点の私なりのまとめ。長文注意。
(興味ある人はぜひ講座受講がオススメ★)

1. アドラー子育ての目標

〈行動面〉
・自立する
・社会と調和して暮らせる

↑これに至る為には…
〈心理面〉重要!!
・私は能力がある(自分の価値を見出せる)
・人々(家族)は私の仲間だ(安心感、所属感)

この心理面での目標が満たされると、何かに取り組んだり、挑戦する"勇気"を持てる。
たしかに、『自分なんて…』と思っていて、『誰も応援も、助けてもくれない…』と感じていたら、自分の持ってる力もうまく出せない。
『やればできる!』『仲間がいる!』と思えたら、エイヤッ!と挑戦したり、のびのび力を発揮できると思う。

子育ての行動面での目標である、自立する事も、社会と調和する事も、うまく行く事ばかりではないし、辛い事もある。
子ども達がそれを乗り越えて、たくましく育ち、生きていく為に、親ができるのは子育ての中で"勇気づける"こと。(植物へ水や肥料をあげるのと同じ)

2. 勇気づけってどういう事?

・話を聴く
・良いところ探し
・本人に考えてもらう
・本人に任せる、結末を体験させる
・失敗した時こそ、勇気づけ など

2. 勇気づけ- ①話を聴く

[話を聴く姿勢]

こどもが嬉しかった事を親に『ねぇねぇ、聞いて!』と伝える親子のロールプレイで感じた事。

◆何かしながら(スマホ見ながらetc)話を聞く
→聞いてないより悪影響!!

相手にしてもらえていない、雑に扱われている感(大切に思ってもらえてない)。
→どうせ話しても聞いてもらえない…。(不信感)
→自分なんて…。(自己肯定感Down↓)

◆向き合って最後まで話を聴き、相手を理解しようと努める
→信頼関係構築と自己肯定感⤴︎に繋がる!!

大切に扱われている!(安心感、満足感)
応援してくれている!(信頼感)
認めてくれている!(自己肯定感UP↑)

短いやり取りの時間でも上の差はびっくりするほど明確で💦
これは、やってみないと多分わからない。

自分の感情がたかぶったこと(喜怒哀楽)、伝えたい事を流し聞きされたら、大人でもイラッとしたり、信頼が崩れていくのは同じ。
相手の『伝えたい!』の気持ちを受け止め、寄り添うことが最もダイジなんだな。
親子だけでなく、夫婦間でも、どんな人間関係でも同じだな。(夫婦間でこれでキレた!の話も出た😅)

私もよくスマホ見ながら、家事しながら聞きをしちゃってた。
ずっとは難しくても、短い時間でもしっかり向き合うように切り替える事で大きく変わる。
その時、向き合えないなら『ごめんね、後でね』の方がいいのかもな。

相手を大切にしているか、向き合う気があるのかは、相手にバッチリバレてる。
適当にあしらう、その無意識の積み重ね、見えないだけに怖いな💦と。
やった事も、やらなかった事も、全部自分に戻ってくる。そういう事だな。
と、自分への自戒。。。

[話の聴き方(問い方)]

開いた質問(when, where, who, what, how, how many etc.)
具体的に相手に聞く→話し手が話しやすく、話がはずみやすい。
相手が考え、伝える訓練にもなる。
(whyは批判的、詰問的になりやすいので、良い事を掘り下げる時以外は注意)

◆閉じた質問(yes/noなど2択など)
聞く側の先入観の中での確認作業、尋問的にもなりやすい。
→質問への回答だけで話が途切れやすい。

閉じた質問が悪いわけではなく、バランスが大切。閉じた質問ばかりだと、聞かれた事以外答えなくなりそう。

2. 勇気づけ- ②良いところ探しをして、伝える

人の行動の95%は正しいのに、たった5%の負の行動にとらわれてはいけない!

・長所に焦点
・結果よりプロセス(ほめるより、認める)
・成長を認める
・他の人と比べない

3. 勇気づけと感情コントロール

"勇気づけ"をするには、そもそも、感情をコントロールする事が大切!
※マイナス感情がある時は勇気づけはできない!

[感情コントロール]
①早めに感情に気づく
・プラスの感情: 人と人を結びつける。
・マイナスの感情: 人と人を切り離す。即効性はあるが、副作用が大!!

②冷静になる(感情がフラットになるまで)
自分にあった方法を見つけておく。

③勇気づけ

〈ポイント〉
■自分がこうなりたいと思う人を観察して、どんな受け取り方、対応するか…を考え、なりきる!!
この話を夫にしたら、
『こうありたいと思う人にたくさん会って、自分の中のストックを増やしておく事も大切だね。子供達にも早くからそういう機会を作っていってあげたいね。』と。うんうん、そうだな!!

■マイナス感情が起きそうな不安要素をできるだけ取り除く工夫(早めにやっておくなど)も効果的。

■"やさしくきっぱり"した親を目指す!
なんでも相手の言う事を聞く、言うなりになる事は✖️。
ex) 『そうかぁ〜、ねむいんだね。でも8時には家を出るよ。』など

第1回の学びはここまで。

翌朝、家を出発する時間を息子に決めてもらって、最初に決めた時間からは2回リスケになったけれど、決めた時間に遅れそうになると息子が自分で
『やっぱり時計の長い針が11の時に行く!』と時計を気にしたり、
『あ、もう11になりそうだけど、どうする?』と私も落ち着いて聞けて、息子が決めて。

一度も『早く!』を言わなかったし、なんだか楽しかった朝になった!

とは言え、私の基本形が短気、瞬間湯沸かし器?、戦闘体質?なので、そんなすぐに変われない…

なので、これから、連続講座の第2回目、やってみての質問や相談会まで、日々実践!!

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