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お肌の角質層、どれくらい水分を保持できる?🌊💧
お肌の秘密:角質層の水分保持能力について詳しく解説!🌿💧
こんにちは、皆さん!昨日に続き、今日は、角質層の水分保持能力についてお話ししたいと思います。毎日のスキンケアで重要な役割を果たす角質層(肌の一番表面部分※下の図参照ください)ですが、どのくらいの水分を保持できるかご存知ですか?
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Q: 健康な角質層はどのくらい水分を保持できるでしょうか?
A: 健康な角質層は約15%〜20%の水分を保持しています。
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水分量が低下するとバリア機能が低下し、肌荒れや乾燥が進んでしまうこともあります💦 ←ここがポイントになります!
日々のお手入れが大切。化粧水で水分量を増加し、乾燥を防げます。
角質層の構造と機能
角質層は、死んだ皮膚細胞(角質細胞・自ら再生機能がなくなっている状態)が層状に積み重なった構造を持ち、皮膚のバリア機能を担っています。
健康な角質層は約15%〜20%の水分を保持する能力があります。再生機能を持っていないからお手入れで状態が変わります!
角質層の厚さは平均で約0.02ミリ、食品用ラップ程度の非常に薄い膜です。しかし、この薄い膜がバリア機能と保湿機能という重要な役目を果たしています。
バリア機能には以下の2つの働きがあります
肌(皮膚)表面から、ほこりや菌などの外部刺激が体内に入るのを防ぐ。
体の水分が体外に過剰に蒸散するのを防ぎ、体が乾燥しないようにする。
水分保持に影響を与える要因
天然保湿因子(NMF):角質細胞内に存在し、水分を吸収・保持するのに重要な役割を果たします。NMFの主成分にはアミノ酸、乳酸、尿素などがあります。
脂質(二重層):角質層細胞間の脂質(二重層)が水分の蒸発を防ぎます。セラミド、コレステロール、脂肪酸などが含まれます。
環境条件:湿度が高い環境では角質層がより多くの水分を保持しやすく、乾燥した環境では水分が蒸発しやすくなります。
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角質層の具体的な水分量
通常の状態では、健康な皮膚の角質層は15%〜20%の水分を保持しています。具体的には、角質層全体で約10〜15g/m²の水分が含まれます。化粧水などの保湿製品を使用すると、角質層の水分量は一時的に増加します。具体的な増加量は製品の成分や使用量によりますが、数%位の増加が期待されます。
次回、金曜日は1週間の疲れをリセットするための「ストレッチも兼ねたスキンケア」をご紹介します。😊お楽しみに!
参考文献
「Skin Moisturization」(C.R. Harding, 2004)
「The Natural Moisturizing Factor」(L. Rawlings & I. Matts, 2005)
「Stratum Corneum Lipid Liposomes in Skin Care: An Update on Mechanisms and Clinical Evidence」(J. Fluhr et al., 2006)
これらの研究に基づいて、角質層が水分をどのように取り込み保持するかがわかります。自分の肌に合ったスキンケアを見つけるために、これらの情報を役立ててくださいね!✨
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