akimana

100冊読書チャレンジの記録。

akimana

100冊読書チャレンジの記録。

最近の記事

2/100冊 「石垣りん詩集」

2冊目は、ジャンル「詩集」より、 「石垣りん詩集」伊藤比呂美 編 たくさん良い詩集の出ている詩人 なので、指定はなし。 何を読んでも良いとのことだったので、 岩波文庫からこちらを。 石垣りん詩集 (岩波文庫) 全編通して、ものすごい迫力。 戦争経験者として、働く女性として、 「銀行従業員」として、 真っ向勝負で、難しい言葉を使わず、こちらを貫いてくるかのような詩。 身体の不自由な年老いた親や年下の兄弟を一人の給与で支え続けた貧しい暮らし。 生涯独身で、定年まで働き

    • 1/100冊 「マクベス」シェークスピア

      「100冊チャレンジ」の記念すべき一冊目。ジャンル「海外文学」より、 「マクベス」シェークスピア を読みました。 前回のnoteに書いた通り、近藤康太郎さんの「百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術 」の100冊リストをもとにしたチャレンジ。 海外文学のリストに、「マクベス」があり、私の本棚にもあったので、再読。高校の時とかじゃなかったかなぁ、最初に読んだの。 何より、短い戯曲なので、さらっと一冊読めてしまうのではないかと思ったのですが、間違いでした。なかなか読み応

      • 100冊チャレンジ、始めます

        朝日新聞の名文記者、近藤康太郎さんの本を読みました。 こちら。 「百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術」 私は年間100冊ほど読むので、そんな本好きにはたまらない一冊。 中でもぐっときたのが、以下の部分。 これは音読のすすめの箇所で出てきた文章だけど、音読に限らず、本当にそうだなと。 古典を読みたい、読まねば、今、読む体力と時間のある今だ、と思ったのです。 そう思う自分のことも信じてみたい。 で、どうすれば良いかと言うと、著者によると、 とのこと。 やってみよ

        • 【大人の国語①】徒然草「59段」を読んで200字作文に挑戦!

          初投稿。 読む専門のアカウントだったけど、 本日「大人の国語」という会に オンラインで初参加。 ここへ投稿する宿題が出ました! 「徒然草」(吉田兼好)の59段を、 10数名の参加者の皆さんと一緒に読んで、その感想や気づきを200字で作文したので、それを投稿します。 書いたのはこちら。 「健康な体と心が、今ここにあることに感謝をして、ナマステ」と、週末に通うヨガレッスンのラストで唱える自分からは、とても遠い「無常=死」。早朝から深夜まで押し寄せる、家事・育児・仕事、そして

        2/100冊 「石垣りん詩集」