ホントにオレは放課後等デイサービス開設できるのか!?-20-
ってことで、スタッフですよ
ボク自身は異業種からの参入なのでド素人なわけですが、スタッフは有能な人を揃えなくちゃならない。
んで、大金はたいて人材募集のサイトに登録するわけです。
まぁまぁな数の応募があったんですが、これっていう人は来なかったり、資格がなかったりしてなかなか難しいですね。
んでもいいスタッフが一人入ってくれました。なんだかボクの面接がおもしろかったっぽくて…一緒に働くのが楽しみですって言ってくれた人ね。
そういう人はやっぱとても話がおもしろくて、どことなくだけど気が合う感じだよね。
んであとは知人から一人。子どもに関わる仕事をやりたい!って人が入ってくれた。もともと知ってる人ってこともあっていろいろ考えて立ち振る舞ってくれるのでとっても安心だ。
が!しかし…肝心の児発管ってやつ?これはちょっと難しい。
それこそ資格や経験が必要だし、そういう人は引く手数多だからねぇ
こぼれてくる人は…やっぱりな、的な人がほとんど。
中には偶然ボクの昔の同級生もいたりして…その人はかなり仕事ができると思うけど同級生で主従関係はちょっとねぇ…って感じかもしれないね
とはいえ、申請するためにもケツが決まっているので焦るわけだ
その中でちょっと風変わりな年齢のいった男性が来たわけよ
年齢のいった男性だし、どうかなと思ったけれど喋りだすとなかなかの含蓄があって知識も経験も豊富、一家言持ってますって感じの人だった
まぁオレが素人なのもあってこういう人がいたほうがいいのかも、と思って採用したんだよ
取り急ぎ結果がどうだったかというと、口だけで何も動かないような人だった
何を話しても延々と過去の栄光?経験談を語るのみで…
児発管という自負だけはめちゃめちゃあるので、児発管の大切さや重要性をコンコンと語ってくれるが、それは児発管が偉いっていうだけで、その人自身が高い能力があるわけではないんだよな
やっぱね、こういう資格商売って人はどうしてもそういう傾向があるんだよね、わかってはいたつもりだったけどつらかったなぁ
労働者の権利?みたいな主張は立派なことを言うけどね…もう社内の雰囲気もおかしくなっちゃうよ
あくまでも本人の自覚がないのできっと向こうは向こうで自分のことを全然理解してくれないって思ってんだろうな
その年齢のいった男性ったら開所前の準備期間を大して何もせずに2週間過ごした上で開所後すぐにヘマしちゃって、厳しく言ったら出社しなくなったからね…もうどうなってんだろ?
結局退職してもらうまでに相当な時間と労力とお金を使うことになったけどな…
そんなこんなで早々に次の児発管を探す旅に出るわけですよ
これも結果だけ言うと早々にいい人が入ってくれたけどね
ただ開所月はさすがに無理だったので翌月からの勤務ってことになった…つまりひとまず残ったスタッフで地獄のような開所月を乗り切る必要があったってわけね
やっぱ企業は人だね、人!
当たり前だけど、一番むずかしいところだなぁ