見出し画像

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

きっと、誰もが名前は聞いたことがあると言っても良いほどの、シェイクスピアさんの有名な作品ですよね。


相容れない家同士の憎しみの中に、知らずに芽吹いてしまった2人の恋。

あま〜い、愛のささやき合いに、急激に燃え上がる2人の恋。激甘スイーツをふと食べたくなる様な感覚でふと見たくなり、ディカプリオさんが出ている映画の現代版を久しぶりに観ました。


中学の頃に観て以来で、当時はあまくて切ない過激なラブロマンスに、自分も誰かとここまで真っ直ぐに熱い恋がしてみたい。。。!


なんて甘い想いを膨らませたりしていましたが

(悲劇のラストはさておき


ロミオもジュリエットも可愛いなぁと思いつつも、今改めて観てみると、すごく、、歯痒いといいますか、、、真っ直ぐ世界に入り込んでは観れなくなっていました。笑


恋に火がつくのが早すぎますし(そこが良いところですが)

とにかく若い、若いなぁと言う感じになってしまいました。。。


名台詞や名言は改めて聞いても楽しかったのですが、悲劇なのに、、、もう、喜劇。コメディの様に見えてきてしまう自分の心が大変に憎たらしかったです。


それに、ジュリエットがご自宅で

「ああ、ロミオ。ロミオ!あなたはどうしてロミオなの?」

お家同士の関係性がなければ、、、と

問題を解決しようと、原因でもあるその名前を捨てて、"何か別の名前"にするのはどうかしら?と案を出すシーンで

「名前がなんだというの?バラと呼ばれるあの花は、ほかの名前で呼ぼうとも、甘い香りは変わらない。」


と言う台詞があるのですが


確かに名前がなくともそのモノ自体は変わりはないよね。。。と思いつつ


でも、もし薔薇が薔薇じゃなくて別の名前だったら?、、、"ぬぎたてのくつした花"とか"ナマガワキソウ"とか、とんでもない名前をつける人がいて、つけられていたら、あの甘い香りを同じく香れるのかな、、、

(ジュリエットが言いたかったのはそんな事ではないです


そんな、ちょっとズレた事を考えて

やっぱり名前って大事。

と思いました。特に意味のある名前だと、名前があるからイメージがついてきたり、中身も時と共に変わってくるんじゃないかしらと、、


自分がもし違う名前だったら、やっぱりちょっと雰囲気とか行動も変わる様な気が致しますし。。


なので、今後は何かに名前をつける時は、愛情だけではなくシッカリと責任も込めて行うようにしたいですね、無意識に感じていた事かも知れませんが、改めてそう思いました。


道端のゴミにも『プリンセス』って名前をつけたら、放って置けなくなりそうじゃないですか?


室内に現れるコバエにもエリザベスって名前つけたら、ちょっと面白いですしね。


ふふふ。



最後までお読み下さり

ありがとうございました。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?