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『すずめの戸締り』を観た①※ネタバレ無し

昨日は何ヶ月も前から楽しみにしていた映画『すずめの戸締り』を観た。

新海監督の作品に初めて触れたのは小学生か中学生の時に観た『秒速5センチメートル』。
少女漫画の様な恋愛しか知らなかった私の恋愛観が大きく変わった作品だった。
幼いながらに、愛とか恋とか、案外壊れやすいものなんだなとふんわり思ったことを覚えている。

前作の『天気の子』は実は見ていない。
なんとなくパスしようかなと思いながら数年経ってしまった。
結構気まぐれなのだ。

でも、今作は何ヶ月も前から見ようと決めていた。
語り出したら長くなりそうなので、気まぐれな私が今作を楽しみにしていた理由と
鑑賞後の感想を分けて書いていこうと思う。

観る前の印象

どうして今作、公開前にこんなに惹かれたのか、ぼんやりと考えてみた。

1、廃墟が好き

実は廃墟が好きだったりする。
卒論はドイツ文学と廃墟をテーマにしたものを書いたくらい。
ビジュアルが出た瞬間に、「これは見なければ!!!」と興奮した。
私はおどろおどろしい、ホラーじみた廃墟の描き方はあまり好みではない。
自然に飲み込まれるような、でも人間が生きていたことが感じられる廃墟が大好物だ。ポスターに描かれていた廃墟にはそれが感じられた。
※そしてそのイメージは鑑賞後も覆ることはなかった。

2、キャラのビジュアルが好み

これは、全く持って好みの話なので、全く読み流してもらっても構わないのだが、
主人公のすずめさん、そして予告で出てきた長髪イケメンがあまりにも好みすぎた。「なんやあのイケメン!!!」と心の中でのたうち回った。すずめさんも可愛すぎる。ポニーテール大好き。
※そしてこの頃の私は、もう1人、性癖の権化が現れることを知らない。

3、歌にどうしようもなく惹かれた

これには大きな理由はない。
あの透き通る声に吸い込まれたとしか言いようがない。

このほかにも、舞台の一つが私が住んでいる宮崎県であること、ちょっと気になる松村北斗さんがあのイケメンの声を担当することなどなど……。
小出しにされていく情報にまんまと心臓をぶち抜かれた私は、今か今かと公開を首を長くして待っていたのだ。

映画は公開される前のドキドキを楽しむのも、一つの魅力だ。


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