憧れているキャラの香りをまとう

アニメグッズについては、中学生の時に部屋に溢れるくらい集めたことがある。

結局大人になるにつれて、自分の部屋の雰囲気とか、物のアップデートのために処分していった。

そのときに集めていたものは大好きなキャラのポスターとか、ポストカードとかがほとんど。
正直、扱いが難しい。
でも少ないお小遣いで買えるものってそんなもんだよね。

結局アニメや漫画とかが好きな大人になってしまい、しかも、「公式にお金を落としたい……！」と拗らせ思考になってしまったので。厳選しながらも少しずつグッズを買っている。

その中で最近お迎えしたのが、『ワールドトリガー』で嵐山隊のオールラウンダー時枝充のフレグランスだ。

届いたときに衝動的に撮った写真

『ワールドトリガー』は原作漫画を大人買いしてしまったくらい最近ハマりまくっている作品で、正直、好きなキャラがたくさんいすぎる。

単純に顔とか性格が好きなキャラは生駒隊の隠岐、風間隊の風間さんあたりなんだけど、その中で選んだのは、時枝充だった。

時枝充に私はすごく憧れている。

まずサポート力が高い。
私が仕事とかで目指したいのはリーダータイプというより、縁の下の力持ち。
痒い所に手が届くというようなそんな仕事をしたい。

あと気遣いの鬼。
風間さんに主人公の修がボコられそうな雰囲気になったときにはさりげなくC級隊員を移動させたり、近界民組の遊真やヒュースに丁寧に個人ランク戦についてレクチャーしていたりと、気遣いとさりげなさが好き。
あと、修にちょっかい（？）をかけていた菊地原を見て「珍しい」と言っているのも人をよく見ている感じがして好き。
だからこそのあのサポート力なんだろうなぁ、としみじみ思ったり。

そして、慎み深いところも好き。
時枝くんの初登場シーンで嵐山隊が修の処遇について話すところ。木虎とか嵐山さんが「処罰」って言っているのに時枝くんだけ「賞罰」って言ってんの。
すごくない？　良い悪いの判断も自分たちはすべきではないって弁えているのがすごい。本当に16歳？
あと、修が嵐山さんと時枝くんに射手・銃手について教わりに行った時に、ふさわしいと思ったら、惜しげもなく木虎にパスするところとか。だって頼ってきた後輩を同じく年下の後輩にパスするって改めてすごいなと思う。

こうやってみてみると、私って結構時枝くんのこと好きだな。
筆が止まらなくなって、やっと自覚した感じがする。

でも本当、時枝くんみたいな人間になりたいなって思って香りを纏うことにした。
仕事の時に、時枝くんを心に置きながら仕事したい。

（実際の香りは結構男っぽい香りでちょっとキュンとしてしまった。時枝沼。）