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\R5年6月議会で一般質問しました/

令和5年度第2回定例会で一般質問を行いました。Youtubeで配信されていますが、やはりお全てをきちんと伝えるのは難しいなぁと思っています。今の考えていること、感じていることをまとめています。

1、 消防団の課題と今後の活動について


〇消防団員数の現状と属性、今後の見通しをうかがいます。
〇消防庁は、消防団員の処遇改善を全国自治体に通知されました。どのように考えているでしょう。
〇消防団の「実践的な訓練」についてどのように 考えているのでしょう。
〇消防団活動の負担軽減へ向けて、情報ツール(消防アプリ)活用についてどのように考えているのでしょう。
〇「これからの時代に合った消防団の在り方」について検討していくために一般団員や団員家族からの意見収集の必要性についてどのように考えているのかうかがいます。

(冒頭からが消防団について)

うきは市の消防団員は500名に対し充足率はおよそ9割。ここ数年来、定員割れをしています。そして75%は勤務者です。また40代以上の方が2割おられる状況です。今後も少子高齢化、そして勤務者割合についてもおそらくこのまま進捗すると思います。団員の方々の処遇改善については、消防庁からも全国自治体へ通知が出されていて、個別具体的な改善事例も出ています。その中には操法大会に関する記述などもあります。
3月の消防予算に関する総括質問後、大勢の方にご意見をいただいて、現役団員・OB団員・配偶者・ご家族の方々の意見を執行部へ情報として提供させていただきました。そしてYoutubeでご覧になる市民の皆さんにもこの課題を知っていただけるよう、あえて口頭でも説明をさせていただきました。
届けていただいた皆さんのお声の中には、「きちんと自分たちの意見を反映して欲しい」「上下関係があるから団の中では絶対に言えない。匿名アンケートを取って欲しい」といったご意見が多くありました。
今回お声をいただいた皆さんも、消防団活動の必要性は重々感じておられます。但し、実際の消火活動あるいは防災活動に必要だと認識出来ない事業があるということ、そしてその事業が心身の苦しさや、家庭への影響、そして若者の入団の障壁になっていることを訴えておられました。
近年はどちらかというと自然災害対応等の比重が大きくなっているので、そんな中、操法大会を重要視することへの負担感が非常に大きいのだとも感じます。今年も大雨対応、そして操法大会と並行して活動しておられたので、団員の皆さんやご家族のご負担は如何ばかりだったのだろう・・・と思うのです。団員の皆さん、本当にありがたいなぁと思う一方で、是非、将来にむけて改善策を進めていっていただきたいと願っています。

2.学校施設に関する全庁的な計画について

〇近々、築 50 年となる浮羽中学校の老朽化について把握されている状況をうかがいます。また計画している修繕及び長寿命化についてうかがいます。
〇少子化は避けて通れません。人口動態を踏まえた学校運営や、学校施設の在り方について考えをうかがいます。

(44分頃から学校について)

学校を「安全で、なおかつ子どもたちが安心して気持ちよく楽しく学べる、友達とつながれる場」にすることは、学校設置者である市の義務だと思っています。もはや築50年になる浮羽中学校。各所で老朽化に伴う不具合が多々発生しています。おそらく、これから危険な不具合箇所がさらに出てくるものと思われます。校舎全体・広範囲に劣化が見られており、特に屋根については著しい劣化が見られています。私自身は「適正な長寿命化のタイミング」は既に逃している段階だと感じており、浮羽中学校についてはすでに建て替えをしっかり考えねばならない時期だと思っています。

また、市立である小中学校には「子どもたちの多様性」「子どもたちの充実した学び」を担保することや、何よりも「友人とつながる機会」をつくることを望んでいます。少数の子どもたちだけでは人間関係の固定化の懸念もあります。大人になったら大勢の人と出会います。子どもの頃から「多様な関係性を結ぶことの出来る環境作り」をしてあげたいのです。なので、うきは市でも小中学校のあり方を考える時期になっていると思います。
ここ数年来、学校教育に関する会議等でこの関連の協議がされている事績はありませんが、他自治体では、小中一貫校や小学校の統廃合についての研究調査、検討などが進んでいます。うきは市でも是非検討を始めていただきたいと思っています。

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