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「脱、浪費!」美容を投資に変えるために大切なこと

いま流行っているもの、
巷で話題になっている美容法について
職業柄、
ご質問を受けることが多くあります。


「ファスティングってやるといいですか?」

「幹細胞コスメって効果ありますか?」

「顔をコロコロマッサージするヤツはやるといいですか?」

「〇〇ファンデーションて本当に効果ありますか?」

「ハイフは本当に小顔になれますか?」


など、
他にもたくさん聞かれるのですが、
正直、私からは
「やりたいなら、目的に合わせて
やってみたらいかがでしょう」
としか言えないのです。汗


(自分だったら正直、
やらないものばかりではありますが^_^;)


巷には「カラダにいいこと」の情報が
たくさん溢れていて
つい、振り回されてしまうお気持ちは
よくわかります。


だってこれはもう、
プロである同業の方々でさえ
メーカーや企業の言いなりで
振り回されていることも多いからです。
一般の方であれば
なおさらだとお察しします。

やめられない人が続出「美容法ジプシー」


スキンケア、ダイエット、サプリメント、デトックス、ヨガやジム、
下着、歩き方、、、などの自分磨き。


で、結局いろいろ試した結果、
十分満足のいく結果を
手に入れることはできましたか?


よいと聞けば飛びついて、
結局 続かずじまい。
気づけば無駄な労力とお金を
使ってしまっていた!
しかも、また繰り返しちゃった!
がんばった自分へのご褒美に
いろいろと買ったけど、
来月のカード明細を見るのが怖い←w


な~んて経験、ありますよね。

好きでジプシーやってるならいいのですけど、
はっきり言って、それ、
美容業界のカモになってますから。泣

巷でどんなにいいと言われていても、
どれだけ流行っていても、
それが「あなたにとっていい」
とは限らないのです。

もちろん、健康そのもので、
お肌も丈夫で、
何もトラブルが無く元気な方が
いろんなことを楽しむのはよいと思います。

ですが、
メディアにあおられて
〇〇をすれば、
〇〇を使えば
とジプシーになっていらっしゃる方が
とても多く、


それだけならまだしも、
良かれと思ってやっていることが
逆に身体や肌を傷めていることも
あるのです。


目新しい情報に振り回されず
「今の自分にとって
本当にそれが必要なのか」
ちゃんと見極めて選ぶことを
おすすめします。

やるべきことより「やらない、辞める」という選択


私がよくお受けする
美容に関するお悩みのほとんどは、
食べるものや肌につけるものなどが
「偏りすぎ」「やりすぎ」
によるものだったりします。


数年前までは、
私もお客様には
セルフケアやホームケアで、
「やった方がよいこと」
についてアドバイスをしていました。


ですが、近年では
「辞めた方がよいこと」
「やらなくてもよいこと」
について
アドバイスすることの方が
ずいぶんと増えました。


日本人に多い「痩せてる=キレイ」という信仰

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やらなくてもよいことに関して
特に多いのは、
痩せたい!という方に
「痩せる必要はないですよ」
とお伝えするパターン。


これは、あくまで私のところへ
来られる方の場合ではありますが、


「痩せたい」
とおっしゃる方のほとんどが
BMI値が20台前半だったり、
余分な脂肪で太っているというよりも
「むくみ」「コリ」「姿勢の悪さ」
がプロポーションのバランスを
崩している要因だったりするのです。


そういった
<痩せる必要のないお身体の方>が
積極的に<脂肪を分解させる>というのは
身体にとって、かなりリスクが大きい
ということを
ぜひ知って頂きたいと思います。
これについては
別の機会に書きますね。

投資が無駄な浪費になってしまうパターン

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例えば他にも、
こんな例があります。


他サロンで勧められた
ホームケア化粧品を
フルセットで使い続けて
5年たっているけど
肌荒れが改善しません
というご相談を受けたことがありました。


実際に、こういったご相談は
ほんとうにほんとうに多いのです。

このフルセットというのが
結構なアイテム数でして、
結局、やり過ぎてお肌に
負担がかかっている状態でした。


肌というのは
✓ 洗い過ぎ
✓ こすり過ぎ
✓ つけすぎ
など「刺激を与えること」は
おすすめしません。


そもそも化粧品は薬ではないので
肌を改善するものではなく
足りないものを補うもの。


必ずセットで使用しないといけない
といった、そんなルールもありません。


<間違ったスキンケア>は
投資のつもりが
無駄な浪費になってしまう
よくあるパターンの一つです。


ヘルシーな食生活をしている自分が好き!?

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どちらかというと
女性に多いように感じるのですが、
<お肉=悪>と考えていて
野菜中心の食生活がヘルシーだと
思い込んでいらっしゃる方もいます。


この場合、
「身体が軽い」「スッキリ」という
体感があるともお聞きしますが、
それって、ただ貧血の可能性が
高いだけかもしれません。



青黒く くすんでいて
ツヤのない肌状態だったりしたら
健康とは言いづらいですね。


食事療法もいろんな情報がありますが
これも<偏り過ぎない>
ということが重要だと思うのです。


身体をつくっているものは何かを考える


今回ご紹介した例は
ほんの一部にすぎません。


よかれと思って、
信じてやり続けていることが
実は健康美を損なう原因になっている

そんな例を
私は今までいくつも見てきました。


あなたが憧れるモデルも、
芸能人のあの人も、
けしてスーパーフードやスムージーや
ファスティングだけで
美しくなっているわけではありません。


毎日の食習慣、生活習慣が
美しいカラダをつくっています。


早く結果を出したい気持ちは
とてもよくわかりますが、
効果がその場限りで
リバウンドが約束されているノウハウよりも、


自分にとって正しい食習慣や生活習慣を
手に入れる方が
一生涯役に立ちますし、
価値があるはずです。


何かを取り入れることばかり
探すのではなく、
「食習慣」「生活習慣」のバランスを見直すこと。


もっと言えば
その習慣をつくってしまっている
「偏った癖や考え方」を
改善していく必要がありますね。


それらのサポートやアシストを目的に
美容商品を活用し
生活を豊かに楽しむのは
アリだと思います。


今の自分にとって
必要と感じる
とっておきの方法を見つけて
浪費から投資へ変えていきましょう。



そのためには、
自分の身体のことを
「知ること」から始まります。

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