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舌打ちとひとり言が多いとき、その体はカチコチかもしれない

トゥレット症候群はチックという一群の神経精神疾患のうち、音声や行動の無意識な運動がとまらない症状のことである。例えば、汚い言葉を発することが止められない、鼻を鳴らしたり、指をたてたり、震えが止まらない、といった症状が挙げられる。

トゥレットであると診断されたわけではないが、私にも独り言をいったり、夜中に汚い言葉を叫んだりする癖がある。仕事や公共の場でそれらを行うことは無いため深い問題として捉えているわけではないものの(自覚してないだけかもしれないが)、それらがどんなときに起きるものかというのは気になっていた。

不安障害と併発しがちな不随意運動。緊張緩和が有効か。

トゥレット症候群は不安障害などの精神疾患とも併発する場合が多いらしい。

この事実を知って思い出したのは、コスメブランドのアムリターラ代表のパニック障害の治療に関する記事である。彼女は20代の頃パニック障害を経験し、カイロプラティックと自然療法によって完全治癒した経験を持っている。

ストレスを感じると交感神経が優位になる。交感神経が優位になると、首や肩が緊張状態になり、コリや痛みを感じるようになる。うつ病は心の病と言われているが、首の緊張をといてあげることによっても軽くなるケースがある。

悪態の科学」に書いてある治療報告の事例を読んでみると、なんでも顎の筋肉が緊張しているため、ボトックスを声帯に注入することで改善した事例があるらしい(しかし、因果関係があるかは怪しいと書いてある)。

自分の経験だと、指の震えが止まらない現象が数分以上にわたって続いたことがある。タイ古式マッサージに行ったところ、骨盤の歪みと全身のコリを指摘され、マッサージが終わると指の震えは二度と再発しなくなった。

こころが疲れたら、体はカチコチかも?と気づいてあげる

精神的な疾患には緊張緩和が有効であるという事実から、それと併発する病状もまた、筋肉の過度な緊張状態によって出やすくなっているかもしれないし、マッサージやストレッチなどの緊張緩和によって解消することもあるかもしれない。

医者ではないのでどこまでこういったことを書くのが許されるかはわからないが、心の不具合を感じたら、まずは首の不具合を治すところからアクションしていくのもありということなんだろうか。

この本を読んで、色々調べてみたのでした。


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