便器が真っ赤に・・・でも変わりはいない

イベントが重なり、責任者だった自分は出張、残業が続いていたが、若いからなんとかなると日々業務をこなす毎日を送っていた。
今日は、少しお腹が痛い・・・とトイレに入りいつもとは違う感触が手に伝わる。
あれ?
便器は真っ赤になっていて、何かおかしいと感じて嫁に伝えると「すぐに病院に行こう!」と言われ、現実に引き戻された感じを20年以上経過した今でも覚えている。

「このまま今日から入院して下さい」
出血性大腸炎という診断がされ、原因はストレスということだったが、医師から言われた「このまま入院」という言葉になんとか抵抗したい自分がいた。
近日のイベントの段取り、先のイベントの必要書類の申請期日などがあり、今日から入院は到底無理である。
「準備して戻ってくるので数時間後からでいいですか?」と伝え、その足で会社に行き、上司に段取りを説明、提出書類などの必要書類を持って入院することになった。

出血性大腸炎は、腸から出血しているため絶食。
点滴を打っているだけで暇なので、つい仕事をしたくなる。ただ、病院というのはすごいところで、仕事が手につかずひたすら眠たくなるから不思議だ。

結局10日近く休むことになるのだが、会社に行くと書類などが山積み。ほとんど仕事は手つかずで休んでいる間の作業がたまっていた状況だった。

そっか・・・
体を壊しても誰もやってくれないし体を壊すだけ損なんだ・・・。
辛くても我慢しても体を壊したらまったく意味が無いんだ・・・。

体を壊しても会社は責任をとってはくれないし、壊れた体は元にはもどらない。それから、体を壊すような負担がかかる無理な事はやらない。時間の中でどうやったら効率よく出来るかをまず考える。
ノルマや目標をクリアするために我慢してやるぐらいなら、違う方法で楽しく出来る事を探すというように意識を変えた。

今つらくて、我慢して仕事をしている方がいたら、まず体を労わって欲しい。壊れたら元には戻らないから、少しずつでもいいから現状を変えるように工夫をしていって欲しい。

#我慢に代わる私の選択肢

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