京都旅行 2023年11月の京都
11月の京都は秋の文化財特別公開が行われて、紅葉シーズンも始まるので、行きたいスポットがたくさんです。
11月1日 亥の子の日
11月最初の亥の日の亥の刻に亥の子餅を食べると、万病から逃げられるそうです。寒い季節にそなえて、亥の子餅を食べて風邪などをひかないようにしましょう。
京都には季節ごとにいろんな和菓子を食べる文化があって、罪悪感なく和菓子を満喫できます🍡
10月28日~11月26日 非公開文化財特別公開
普段は非公開の文化財が春と秋の特別公開期間中だけ公開されます。日光やホコリなど様々な原因による劣化から文化財を守るため、通常は非公開とされている文化財が京都にはたくさんあります。
今秋公開される文化財の中で私のおススメは和歌の冷泉家です。過去の特別公開で見学させてもらったのですが、藤原定家の時代から現在まで代々受け継がれたものを間近で見れるのは、とっても貴重な体験です。
今回初めて公開される西本願寺の門前町にある法輪寺、一念寺、明覺寺と八坂神社本殿には是非行ってみたいです。
京都に同名のお寺があちこちありますが、今秋公開される法輪寺もその一つです。タクシーでお寺に行かれる場合はご注意ください。西洞院正面の法輪寺です。
京都駅にある観光案内所「京なび」でこちらのチラシをもらってから特別公開を周ると分かりやすくていいと思います。
観光スポットへのアクセスに便利な地下鉄・バス一日券も京なびで購入できます。
11月2日~12日 京都モダン建築祭
2022年から始まったイベントなのですが、こちらも文化財特別公開と同じくらい貴重なモダン建築を見ることができます。
「京都で大切に守り継がれてきたモダン建築が、年に一度、一斉に扉を開く」なんとも気になるフレーズじゃないですか。
京都には明治・大正時代に建てられたレンガ造りのオシャレな建物がたくさん残っています。
京都府庁もその一つで1900年に建てられています。そして現役の府庁舎として今も稼働しています。
先斗町歌舞練場、任天堂旧本社社屋、堂本印象邸などなど、普段は簡単には入れない建物に京都モダン建築祭期間中に入れます。
2023年のユニークなイベントとしては、京都市京セラ美術館内にテントを張って宿泊するプログラムもありました。
建築のプロと一緒にモダン建築を巡るツアーもあって、楽しそうです。
パスポート購入に加えて、予約が必要な建物もありますので、ご興味ある方は是非早めに公式サイトをチェックしてみてください。
11月8日 かにかくに祭
歌人・吉井勇さんを偲ぶ行事で、祇園の白川にある歌碑に芸舞妓さんたちが白菊を献花します。
歌碑の前に席が設けられ、芸舞妓さんによる接待があります。
芸舞妓さんがくるイベントではマナー違反の見学者もいるようなので、祇園の文化に敬意を表しつつ見学したいと思います。
11月12日 嵐山もみじ祭
*毎年11月の第二日曜日開催
平安貴族の衣装を着けた奏者が船の上で今様や管弦等を披露されます。
毎年秋は嵐山方面行のバス混雑が京都の話題になるので、嵐山へ行かれる方は嵐電やJRを利用した方がいいと思います。
京都駅から嵐山まで、バスだと1時間くらいかかってしまいますが、JRだと乗車時間は16分です。
11月18日・19日 関西文化の日
美術館、博物館などが無料になります。
公式サイトにあるPDFに★が付いている施設が普段は有料施設のため、18日・19日は混雑するのではないかなぁと思います。
京都検定の勉強を始めたときから気になっている京都市学校歴史博物館に行ってみようかなと思います。
11月後半紅葉シーズン
紅葉の本数が多い永観堂
橋から見る紅葉が見事な東福寺
遠くまで見渡せる清水寺
絨毯紅葉の真如堂
ライトアップと大沢池とのコントラストが美しい大覚寺
紅葉トンネルを楽しめるトロッコ列車などなど。
トロッコ列車のチケット買い方をまとめたnoteもよかったらご覧ください。
春の桜と秋の紅葉の時期が、京都が最もにぎわう季節です。
紅葉の人気スポットはたくさんあって、もはや穴場スポットは存在しないような気がします。
朝早い時間帯であれば、少しはゆっくり楽しめるかもしれません。
かわいい京都さんがYouTubeにきれいな京都の紅葉動画をたくさんあげていらっしゃいます。
ガイドブックよりも動画を見た方が、紅葉のきれいさがより一層実感できると思います。
紅葉の色づきはこちらのサイトで確認可能です。
京都御苑も紅葉が楽しめます。
門は24時間開放されているので、いつでも入場可能で、無料です。
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