京都旅行 嵯峨野トロッコ列車
嵐山のトロッコ列車は保津峡を走る観光列車です。
四季折々自然を楽しむことができ、山のきれいな風を感じることもできるのでとても気持ちいいです。
列車の素晴らしさは私が説明しなくても大丈夫だと思うので、京都旅行にいらっしゃる方がトロッコ列車について知っておいた方がいいことをnoteします。
予約発券について知っておきたいこと
嵐山のトロッコ列車の正式名称は嵯峨野トロッコ列車です。
嵯峨野観光鉄道株式会社が運営していて、JRではありません。
嵯峨野観光鉄道のWeb予約サイトはなく、JR西日本のe5489が嵯峨野トロッコ列車のWeb予約サイトになっています。
JR西日本の予約サイトe5489で乗車1ヶ月前から発車時刻30分前まで予約可能です。支払いはクレジットカードに限定されています。
予約したチケットは必ずJR西日本の券売機等で発券する必要があります。
ここがトロッコ列車の混乱ポイントです。
1.トロッコ列車の駅は嵯峨野観光鉄道の駅であって、JR西日本ではないので、e5489で予約したチケットの発券ができません。トロッコ列車に乗る前にJRの駅で発券する必要があります。
2.京都駅にはJR東海とJR西日本の二社の発券機・みどりの窓口が混在しています。JR東海のみどりの窓口ではJR西日本のe5489で予約したトロッコ列車のチケットが発券できません。e5489を運営しているJR西日本の発券機・みどりの窓口でチケットを発券する必要があります。
👆こちらの京都駅構内図で5489受取り窓口・機器と青いマークで表示されている箇所でトロッコ列車の発券が可能です。
水曜日は運休
定休日がある列車ってなかなか珍しいと思うのですが、水曜日はお休みされていますので、京都旅行中にトロッコ列車に乗りたい方はご注意ください。
ハイシーズンは予約必須
紅葉の季節や夏休みなど観光シーズンは満席になることがあります。
亀岡からトロッコに乗車しようとして満席だと、周りに観光スポットなどは何もないのでかなり辛いです。
トロッコ列車の公式サイトで1か月先の日程まで空席状況確認できます。
e5489で予約されることをおススメします。
改札機はありません
SuicaやICOCAをかざす改札機はなく、駅員さんが切符を確認されています。チケットを事前予約せずに、乗車当日にトロッコ駅の有人窓口で切符を購入する際はSuica等で支払可能です。
レトロな車内
窓は上下に開け閉めするタイプです。椅子も床も木製です。
おススメの乗車ルート
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡まで乗車して、往復するルートが一般的かと思いますが、私のおススメはまず京都駅からJR馬堀まで行ってしまいトロッコ亀岡からトロッコ嵐山へ乗車するルートです。
トロッコ列車は本数が少ないため往復乗車すると数時間を費やしてしまいます。まず馬堀まで移動してしまえば片道乗車となるのでトロッコ列車を楽しみつつ、嵐山観光により長い時間を割り当てることができます。
e5489でトロッコ亀岡からトロッコ嵐山までのチケットを予約
京都駅からJR嵯峨野線に乗ってJR馬堀駅で下車
JR馬堀駅の券売機でe5489で予約したトロッコ列車のチケットを発券
トロッコ亀岡駅まで歩いて移動:多くの方が歩いていますし、JRの線路沿いに歩くだけなので、トロッコ亀岡駅まで迷うことはないと思います。徒歩約7分です。周囲は何もないです。
トロッコ亀岡駅からトロッコ列車に乗車:トロッコ亀岡駅には観光案内所、お手洗い、自動販売機がありますが早く到着すると退屈してしまうので、トロッコ列車の時間に合わせて移動するのがいいと思います。日によってはトロッコ亀岡駅前で農家さんが野菜や果物を販売しています。
トロッコ嵐山駅で下車:終点のトロッコ嵯峨まで乗車しても運賃は同じなので、ご旅程に合わせて下車駅を選んでください。旅行者の多くはトロッコ嵐山駅で下車している印象です。
嵐山の竹林を散策
乗車している間ずっとガイドさんがライブで見どころを解説されていますので、動画を撮ると必ず音声が入ります。歌唱もあります。
混雑していない車両であれば、指定席に関わらず好きな席に移動できます。ガイドさんが「どうぞ左側からご覧ください」などと親切に教えてくださいます。
トロッコ列車で京都旅行を楽しまれてください。
京都駅のお土産屋さんについて書いたnoteもありますので、よかったらご覧ください。
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