見出し画像

南東欧旅行記_Day 3 ブカレスト観光スポットを歩いてめぐる

📚前の旅行記

午前

京都の自宅を出てブカレストまでの飛行機移動中は美味しいコーヒーを飲めていなかったので、この日はホテルの近くにあったカフェOrygyns Specialty Coffeeで朝ごはんにフラットホワイトとパンオショコラをいただきました。

フードデリバリーのオーダーが鬼のように入っていて大繁盛していました

朝ごはんのあとは前日に引き続き、徒歩でブカレストを観光

White Church Parish:写真撮影禁止の教会が多いですが、こちらは写真撮影可の教会でした。
ルーマニア正教会では上下右左の順番で十字を描き、イコンに接吻しながらお祈りされていました。

ルーマニア正教会の教会へいくつか行きましたがこちらは比較的豪華な教会です

Ateneul Român:ルーマニアのアテネ音楽堂。コンサートホールで中には入っていません。

ルーマニア国立美術館:もとは王宮だった建物を美術館にしているそうで、外観のみ見ました。


革命広場:1989年のルーマニア革命の舞台となった場所。国立美術館と大通りを隔てて同じエリアにあります。


クレツレスク教会:18世紀に建造されたルーマニア正教会の教会

翌日6月1日はルーマニアの「子どもの日」ということで、この日は内務・行政改革省前の広場に働く車が勢ぞろいしていました。パトカー、消防車、救急車、はしご車、装甲車、騎馬隊のお馬さん、警察犬、ドクターヘリもありました。

乗りたかったけど子どもじゃないので遠慮しました

働く車のに周囲には警察官や軍隊員もいて、子どもたちはパトカーの運転席に座って写真を撮ったりしていました。
展示ブースもあって、軍の展示ブースと思われるテントでは子どもが自由に機関銃を触っている光景はちょっとぞっとしました。ルーマニアでは20歳以上の男性に軍役があります。

内務・行政改革省の建物にはルーマニア革命の際にはチャウシェスクが最後の演説をしたバルコニーがあるのですが、写真で見るのとは違って、実際に見るととっても小さなバルコニーで驚きました。

白い横断幕がかかっている部分がチャウシェスクが演説したバルコニー

その後もブカレスト旧市街をぶらぶらと歩いて見て周りました。

NationalBank of Romania:2日前までに予約しておけば中を見学できることを現地で知りました。もっと早くに知っていれば予約して見学したかったです。

CEC宮殿:1900年に建設されたルーマニアの大手銀行の建物で、宮殿のような外観をしています。

CEC宮殿

Macca Vilacrosse Passage:YouTubeでみんな行っていたから素敵なところかと思っていたのですが、観光客相手で全く雰囲気がないカフェしかないので、行く必要ないです。イタリアやフランスのパッサージュをイメージしていたのですが、全然違います。小規模だしめちゃ寂れています。

ドゥンボヴィツァ川:裁判所などを観ながら川沿いを散策

川の水はきれいとは思えなかったですが、ゴミは浮いていなかったです
街中はポイ捨てゴミだらけです

Saint Anthony Church:16世紀に建てられ何度も修復されているルーマニア正教会の教会。地域猫がたくさんいました。

Lunch

ランチ時になったので、Hanu' lui Manucでお昼をいただくことにしました。
ルーマニア最古のホテル兼レストランで、建物自体が観光スポットになっています。食事をしていると団体旅行者が座席横まで来て店内の写真を撮っていました。

レモネードとロールキャベツをいただきました。ハンガリーなどでも食べましたがヨーロッパのロールキャベツはお肉とお米と香味野菜が入っています。こちらのロールキャベツは小ぶりでした。

ロールキャベツの横にあるのは粉末トウモロコシを蒸したママリガ
熱々のうちはトウモロコシの甘みを感じて美味しいですが、冷めると固くなるので食べづらかったです。
ハラペーニョはガチで辛いタイプで1時間くらい唇がヒリヒリしました。

前日のレストランもそうでしたが、食事が終わってテーブル担当のスタッフの方にお会計をお願いすると、チップは10%だと○レウ、12%だと○レウ、15%だと○レウと明示された伝票を持ってきてくれるので、チップ込みの金額でいくら支払うかを客側からお店へお伝えするスタイルでした。

Out4Foodというアプリを使えばお店の人が会計のためにテーブルにきてくれるのを待たずにアプリと紐づけしたクレカで支払ってお店をでることができます。
ブカレストでは多くのレストランで導入されている仕組みのようでした。

10%支払うと101.2レウになったのですが、お会計をお願いしてから支払うまで10分くらい待たされたので、チップ込みで切りよく「100レウをカードで支払う」と伝えたら、私のテーブル担当の方はあからさまに不機嫌になっちゃいました。
カードでの支払いが終わったらスマホのGoogleマップを立ち上げさせられて、★5つ評価するように強制されてびっくり。チップが1.2レウ少なかったことが不満なのか、お店からそういう指示を受けているのか分かりませんが、必ず最高評価させるのはちょっと強引過ぎです。そんなことをしなくてもお客さんはたくさん来る有名店なのに。
お店を出てからGoogleマップの評価は取り消しました。

午後

食後も引き続き歩いて旧市街を観光

Carturesti Carusel:”世界一美しい本屋さん”という形容詞をこれまでに何度も目にしたことがあるのですが、こちらも世界一美しい本屋さんだそうです。本だけでなく雑貨なども並んでいました。

地下は雑貨メインで最上階はカフェになっていました

Biserica Zlătari:こちらもルーマニア正教会の教会。滞在3日間で何度もこの教会の前を通ったのですが、いつも子連れのロマの方が物乞いをしていて、教会に来る方がポケットの小銭を渡していました。
ロマの正確な人口統計は存在していないそうですが、ルーマニアは世界一ロマ人口割合が高く、人口の10%はロマの方という情報も読みました。
でも、ブカレストを観光している間はほとんどロマの方を見かけなかったです。

Biserica Zlătari ズラタリ教会

The Church of the "Stavropoleos" Monastery:1904年に再建されたとても小さな教会です。外壁にもイコンが書いてあります。

統一広場:巨大な噴水があります。

かなり暑かったのでスーパーでアイスクリームと飲み物を買って食べ歩きしました。
13.28レウだったので現金15レウをレジで渡したら、お釣りは1.70レウでした。細かい端数は切り捨てるみたいです。

Patriarchal Cathedral of Saints Constantine and Helena:ルーマニア総主教座大聖堂。旧市街から歩いて15分ほどの丘の上にある教会です。静かで厳かな雰囲気です。旧市街の石畳に歩き疲れたらこちらの教会のベンチでのんびりするのもいいと思います。一日券を購入して旧市街からトラムで行くこともできます。

ブカレストで訪れた中で一番気に入りました

この時点で16:00頃。
だいぶ歩き疲れたので地下鉄のPiata Unirii駅から地下鉄M2ラインに乗ってホテルまで2駅乗車しようと思ったら、Piata Unirii駅は駅構内がかなり広くて改札を通ってから地下鉄に乗るまでかなり歩くことになってしまいました。

地下鉄もバスと同じくクレカタッチ決済で乗車可能です。とっても便利。

ホテルの隣にブカレスト市内で頻繁に見かける5 to goというコーヒースタンドがあったので、コーヒースムージーを買ってホテルの部屋に戻りました。
5 to goは名前のとおり5レウ(=150円)でコーヒーをテイクアウトできるお店です。

ブカレストの様子がよく分かる一枚
アルファベットだけどニョロがついていて読めそうで読めないルーマニア語
街中にあちこちあるコーヒースタンド5 to Go
至る所に乗用車が駐車してあります
タクシーは黄色(もしくはゴールド)の車体にチェッカーフラッグ模様
街中に広がっているトローリーバスの電線

部屋でちょっと休憩してからホテルの周辺を散策。

ブカレストの石畳は難易度高くて、気を付けていないと転びそうだし、犬の落とし物があちこちにあるので、下を見ながら歩く必要があります。

何度かつまづきました

ドイツのドラッグストアでヨーロッパで店舗展開している大好きなdmがブカレストにもありました。店内は女性客でごった返していましたが、売られている物は決して安くはなかったです。むしろ高いなという印象。

Calea Victoriei通りはピザ屋さんとジェラート屋さんだらけで、新しいホテルもいくつかあって、ラディソンブル付近に宿泊するのもよさそうです。
通りの雰囲気もよくておしゃれエリアでした。
👇このジェラート屋さんは特に大盛況でした。

ホテル周辺の散策にも疲れたのでスーパーで大好きなぺちゃんこの桃とチーズパイを買って夕飯にしました。
ブカレストの石畳はかなり足裏がつかれます。

ぺちゃんこ桃は500グラムで14レウ(=420円)
夏の果物なので、5月下旬はまだ少し早すぎたみたいです。
イマイチ美味しくなかった。

ルーマニアで行ったところ


Tripcoin

5月31日 1レウ(RON)=30円 1日合計約5,400円

教会を見学させてもらった時はなるべく寄付するようにしています

📝次の旅行記

トップ画像は革命広場近くにあるカロル1世王の銅像です

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?