結婚が「夢のゴール」から「現実」になる瞬間
「ありゃプロポーズでもしたのかな」。今日道を2人してスキップしている大人のカップルを見て思いました。
そのときふと、結婚が「現実」になった瞬間のことを思い出したのでそのことを書きたいと思います。
夢のゴールとして描いていた結婚。その現実はなかなかいろいろあるなぁと感じている人に読んでいただけたら嬉しいです。
結婚前
就活していた20代前半に、白河桃子さんの本を読んでいた記憶があります。
とにかく印象に残ったのは、女性が妊娠できる期間は限りがある、ということです。
もし子どもが欲しいのであれば、仕事をすることを前提にしながら一定の期間までには結婚して子どもを産める体制を整えておかなければならない、という内容が書かれていました。
今となっては、まぁそれも一理あるかなぁという程度に読めそうなものですが、20代前半の私は、「そりゃ大変」と就活も頑張ってとにかく早く結婚して子どもを産まねば!と焦っていたものです。
また世の中の風潮的に、今よりも「結婚しなきゃ」と焦らせるような感じがあったと思います。
私も当時付き合っていた今の夫にあの手この手で結婚を迫り、とうとう念願のプロポーズを迎えました。
プロポーズの直後
プロポーズのシチュエーション云々は置いておくとして、2人の間で結婚が決まる瞬間が訪れました。
夢のゴール。念願かなってハッピーエンドです。
ところがどうでしょう、結婚後のことを話し合いはじめた瞬間に夢のゴールは瞬く間に姿を変えました。
「子どもが小さいうちは家にいてほしい」
私は当時転勤のある職種。なんとなれば合意の上別居して子どもを育て、キャリアも積んでいく、なんて人生に憧れを描いていたのに、そんな未来は一瞬で崩れ去りました。
今となっては、思い描いていた未来もそんなにいいもんじゃないだろうなとは思えますが。
あとプロポーズ云々の前にこのくらい大事なことは話し合っておくべきだったと思いますが、当時はこんな風なことを言われるなんて思いもよらなかったのです。
そもそも結婚を夢のゴールだと思っていたので、現実的なことを話し合うことを後回しにしていたのかもしれません。
ということで、プロポーズを境に夢のゴールから「現実」になった結婚。この他にも結婚て大変だなぁということがたくさんありました。
きっと、多くの既婚者の皆さんがそう感じていると思います。
結婚9年目、今思うこと
そんなこんなで結婚9年目、いろいろなことがありました。
なんとか家族を続けられていることには感謝です。
それにしてもプロポーズを機に結婚は大いに姿を変えたものだなと改めて思います。
もちろん、結婚してよいこともたくさんありますが、ね。
スキップしていたカップルに何が起こっていたのか、本当のことは分かりません。しかし遠い記憶に想いを馳せるきっかけになったので、記事にしてみました。
ちなみに最近熱心にnoteを書いていますが、元々飽き性なのでこのペースはいつまで続くかはわかりません。笑
波はありながらも、細くながーく書くことを続けていけたらなと、自分に期待しつつ。ではまた。
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