本業と発信活動を両立させる4つの工夫
皆さんこんにちは。
FPサテライト株式会社所属ファイナンシャルプランナーのあきこです。
インスタを始めて4か月が経ちました。相変わらずフォロワー数はのびませんが、最近は少しずつペースをつかんで発信活動を行えるようになってきたと感じています。
今回は、本業と発信活動を両立していくために工夫していることをまとめています。私と同じように奮闘している人のお役に立てたら嬉しいです。
現状分析
本業について
私の本業はファイナンシャルプランナーの活動です。
所属している会社から依頼された執筆等の案件を遂行することで報酬をいただいています。この案件には大きく2種類あります。
①締め切りがあり緊急性のあるもの
②自主的に企画し成果物を上げることで報酬が発生するもの
これらの案件と両立しながら発信活動を継続していく必要があります。
発信活動について
発信活動の目的
そもそも私が発信活動をする目的はサービスを必要な人のところに届けることです。
ゆくゆくはライフプランニングを中心とした個別相談をメイン業務としていきたいのですが、じっと待っていて依頼が舞い込んでくるほど甘くはありません。
一方で、個別相談は私の人となりや考え方を分かったうえで本当にサービスを必要としている人にご依頼いただきたいと願っています。そのためにはコミュニケーションに強みのあるインスタが適していると考え、インスタを発信場所として選びました。
発信の状況
最近は毎日のストーリーと週に何度かのフィード・リール投稿を続けています。
インスタにおける発信活動には以下の特徴があると感じています。
・すぐには報酬が発生しない
・投稿作成に時間がかかる
・一定の発信頻度を維持しながら継続していく必要がある
報酬が発生しないにもかかわらず、投稿の作成には膨大な時間を要します。しかもそれを発信頻度を保ちながら、長期間継続していく必要がある。これを本業と両立しながら行っていくことは簡単ではありません。
課題
本業と発信活動を両立していくうえでの最たる課題は、発信頻度が安定しないことです。
この背景には以下の要因があると考えています。
・本業との優先順位を上手くつけられていない
・モチベーションの不安定さ
本業が忙しいと発信活動にまで手が回らなかったり、反対に発信活動に熱中するあまり本業を後回しにしてしまったりということが起きています。
また、モチベーション的にもアップダウンが激しく、発信活動に熱中して連続で投稿していたかと思ったら、「いっそのことやめてしまいたい」とまで思って更新が止まってしまったりすることもあります。
今回はこの課題を克服するために行っている4つの工夫をご紹介します。これらの工夫をするようになってから、少しずつですが発信頻度が安定してきていると感じています。
課題を克服するための工夫
1.行動予定を立てる
1週間の初めに、以下のステップにそって行動予定を立てています。
①稼働時間を書き出す
1週間を通して仕事に充てられる時間を書き出します。
現状では、幼稚園行事、友人付き合い、習い事送迎、買い出しなどの家事以外の時間を仕事に充てているため、予めわかっている予定を書き出します。
②締め切りのある仕事を書き出す
所要時間も書き出します。
③締め切りのない仕事でやったほうがいいことを書き出す
先ほど「本業について」で書いた「②自主的に企画し成果物を上げることで報酬が発生するもの」を書き出します。これも所要時間を予測して書いておきます。
④SNSの発信目標を書き出す
週に2回リール、note1記事など具体的な発信目標数を決めて書き出します。
所要時間も書きます。
⑤優先順位を決める
②~④の項目を俯瞰し、優先順位を決めていきます。稼働時間に各仕事の所要時間を当てはめていくと、大体どのくらいのスケジュールで各タスクが終わっていきそうかも見通すことができます。
またこの時点で発信をする具体的な日付も決めておきます。
細かいポイントですが、優先順位を考えてから発信の日付を決めるということが大切です。なぜなら、他の仕事との兼ね合いを考えずに「月曜と木曜に毎週発信」等とすると、私の場合どうしても無理が生じてくるからです。
実際書いている行動予定がこちらです。
2.PDCAを回しすぎない
発信頻度を安定させていくためにはあえてPDCAを回しすぎないことも大切だと感じています。
週半ばで予期せぬことがあった場合に、動揺し、熱中しすぎるか行動できなくなるということが多くありました。
例えば、こんな感じです。
・リールを打つ→想定以上に好評→同じような内容でもう一本頑張ろう
=他の業務とのバランスが悪くなる
・リールを打つ→想定より低評価→分析しても原因が分からず自信を喪失
=週に予定していたもう一本を打てなくなる
行動予定をこなせるのであればPDCAを回しても問題ないと思います。しかし実際問題、投稿の指標的にも結果が落ち着くのは数日後であることが多いです。
このことを考えるならば、平日は立てた行動予定を淡々とこなすことに集中し、結果が出そろった週末に振り返りを行い翌週の発信に反映させるのがよいと感じています。
それによって、結果に振り回されて発信頻度がぶれることが少なくなります。安定して発信することで得られる参考数値が多くなり、振り返りの内容も充実すると感じています。
3.インスタ以外の世界を知る
現在私の主軸はインスタですが、あえてインスタ以外の世界を知ることも大切です。
最近はインスタに投稿する前にTIKTOKに同じ動画を投稿するようにしています。インスタとTIKTOKはアルゴリズムの違いから、反応が異なる場合があります。インスタでは相変わらずの閑古鳥だけど、TIKTOKではそこまで悪くない、ということもあります。
インスタに拒否されたら終わり、という世界線から抜け出せるのは大きい変化です。
noteも私にとっては心のバランスをとる大切な発信場所です。消費型、受動型のインスタと比較して、能動的に文章を読もうとする人が多いnote。大きな熱狂のないシンプル設計によって、周りばかり見て疲弊した心が癒されるのを感じます。
4.情報源はどこかを考える
インスタで悩んでいると、たまに本当に心が落ち込んでいることを感じます。そんな時には、触れている情報の源はどこなのかを考えるようにしています。
私がよく陥るインスタ負のループはこんな感じです。
インスタで悩む
↓
インスタ運用情報を調べる
↓
大体がコンサルやスクールからの情報
↓
「今のままではダメだ、遠回りだから早くこのサービスを受けるべきである」というメッセージを受けとる
↓
現状を否定的にとらえ落ち込む(最初に戻る)
情報商材を販売する手法として、現実を否定しサービスを求めさせるというものがあります。
そういったものを読むと、コンサルに申し込まないまでも、「今のままではだめ」という否定的なメッセージだけが心に残ってさらに落ち込んでいくのを感じます。
こんなこと起きているのは私の心だけでしょうか。
そういうときには、その情報はどこから来ているのかを問うようにしています。何かを販売するために読み手の努力を否定する表現は気にする必要がありません。そりゃ、最短で結果が残せたらハッピーですし、独りよがりは何も生み出しません。けれども、泥臭く回り道して何かを積み上げていく過程はそんなに無駄なものでしょうか。
まとめ
今回は、私が本業と発信活動を両立するうえで課題となっている発信頻度の安定のために、「本業との優先順位を上手くつけられていない」「モチベーションの不安定さ」という要因を克服すべく行っている4つの工夫をまとめました。
意外と表に出てきづらい話題だとは思いますが、泥臭く這うようにして発信活動を続けているのはきっと私だけではないと考え筆を取りました。私と同じような葛藤を経験されているどなたかに届くことを願っています。
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