ひょんなことからクリエイティブディレクターを目指しています
「2023年は全力で駆けぬけた。今年はさすらいの旅にでも出よう。」
そう思っていたのに、人生って何があるか分からないもの。
2月からクリエイティブディレクターを養成する講座 NEON ACADEMYの1期生として学んでいる。予定になかったことだけど、毎日がいっきに楽しくなった。
今日はなぜ私がクリエイティブディレクターを目指すようになったのかと、実際NEON ACADEMYで何を学んでいるのか、書いてみる。
さらっと私のことを
「苦手なことは?」と聞かれたら間違いなく「自己紹介」なんだけど、さらっと流してくださいませ。
しあわせになるのに多くは要らないと思っているけど、1つだけ叶えたいことがある。
暮らすように旅をすること。世界をご近所みたいに歩きたい。
子どもの頃から海外在住者や旅人のフォトエッセイを見るのが好きだった。ただ知らない土地の日常的な風景と、そこに住む人の言葉が書かれたようなもの。映画だったら淡々と描かれたロードトリップ系。
英語を話すようになったのも、写真を撮るようになったのも、世界が見たかっただけ。字幕翻訳の仕事をしているのも、映画はもちろん好きだけど、時間や場所にとらわれず、どこにでも行ける仕事がしたかった。
旅もいいけど、海外に暮らす方が圧倒的に好き。いろんな国に月替わりとかで住んでみたい。そこの生活に溶け込んで、文化を見て、地元の人と話したい。いつか定住したい国に出会ったらすてきだ。
AllyさんとNEON ACADEMYとの出会い
そんな私がNEON ACADEMYの塾長Allyさんを知ったきっかけは、去年の9月~12月に受講していた、旅をコンテンツにするためのライティング・ブランディング・マーケティングを学べる"POOLO JOB"という講座だ。といっても、私はAllyさんがメンターを担当されていたグループではなかったから、直接お話したことはなかった。
だけどある日、他の受講生のフィードバックを読もうとAllyさんのグループを見たらびっくり。かわいらしい見た目と裏腹に、指摘や着眼点がものすごく的確。キレキレだった。
何よりびっしり書きこまれた熱量の高いフィードバッグに、「この方はどんな仕事でも、全力でやる人だろうな」と感じた。
それから私はAllyさんの隠れファンになり、チラチラ見ていたら、Allyさんがクリエイティブディレクターを養成する講座NEON ACADEMYを始めることを知った。そしてAllyさんと豪華ゲストの話を聞きたくて、気づけば全ての説明会に出席し、あれよあれよと受講まで決めていた。積極的に、集客の術にハマっていた(笑)
クリエイティブディレクターって何?
そんな経緯だから、もともとクリエイティブディレクターになりたいと思っていたわけじゃない。
というか、クリエイティブディレクターは電〇や博〇堂のような大手広告代理店の人たちの職業で、私には縁がないと思っていたし、何をする人かもよく知らなかった。
説明会に参加してわかったのは、クリエイティブディレクターはコンセプトを考え、そのコンセプトに合う各クリエイティブ分野の達人を集めてチームをつくり、コンセプトを具現化する人。海賊の船長みたいなポジションだ。
たとえば私は今フォトグラファーの仕事をしているけど、写真を撮って終わりではなくて、それに誰かの手によってキャッチコピーや文章がつけられる。何かコンテンツを作るのに、写真だけ良ければOK、文章だけ良ければOKなケースはほとんどないと思う。いろんな要素が合わさって「世界観」が作られるから、コンセプトの大切さは知っていた。
私はクリエイティブ全般が好きで、今までやってきた写真と文章の他にも、キャッチコピーにも興味があるし、映像だって撮ってみたい。デザインやイラストも、気にならないと言ったらウソになる。
でも1つを極めることの大切さをよく分かっていたし、磨くのには時間がかかる。写真も言葉もまだまだこれからなのに、寿命が全然足りない!と思っていた。
でも、1人で何でも出来るようにならなくたって、達人たちを集めてチームでクリエイティブを作ればいい。カメラマン、ライター、ヘアメイクなどクリエイティブな友人がいるし、インスタグラムでクリエイターを探すのも大好きだから、そんな素敵な人たちと仕事ができたら夢みたいだ。
自分でも厚かましいと思うし、ちょっと怖いけど、挑戦してみたくなった。
自分のキャラを生かした冒険の進め方
そんなこんなで始まった、NEON ACADEMY1期。最初の講義で学んだのは、自分の欲望を知り、キャラクターを知ること。自分を理解して、はじめて他人が理解できる。クリエイティブディレクターに必須の能力。
私は小学生のころドラクエやファイナルファンタジーみたいなRPG(ロールプレイングゲーム)が好きだったんだけど、自分を知るって自分がどのキャラクターか知ること。
魔法使いが斧を振り回したりしないように、それぞれのキャラに合った戦い方がある。この話は参考図書の「内定力」がわかりやすかったから気になる人はぜひ読んでみてほしい。
だけどここで問題発生。キャラは8タイプ(勇者、旅芸人、戦士、武闘家、魔法使い、発明家、僧侶、吟遊詩人)あるんだけど、私は自分がどのキャラか分からなかった。吟遊詩人っぽいらしいけど、読んでみると「そんな気もするし、そうでもない気がする」くらい。そうだったとしても、活かし方が個人的にはピンとこなかった。
どうしよう。私も早くゲームを始めたいし、頭の中ではドラクエの音楽が流れているのに。ピンとこないキャラでは進められない。悩んだ末に思いついたのが、自分でゲームのキャラを作ること。ちゃんとキャラ設定していれば、ゲームの進め方が分かる気がした。
じゃあ何のキャラにしよう?
キャラを見つけるのに重要なのは、自分の欲望を知ること。何によろこびを感じるか。逆に何に怒りを感じるか。そして自分の強みと弱みを知ること。
強みと弱みに関しては、ここ数年で自己理解のワークをやって、周りの人に聞きまくっていたから知っていた。(気になる方はこちらのnoteをどうぞ)
この「~だけど、~」が多いところがカテゴリー分けを難しく感じるのかもしれないけど、たぶん特徴。だとしたら悠々としてるけど、強い生き物がキャラ的に近いかも?と考えて出てきたのが、ライオン。チーターでもコアラでもカンガルーでもない。
欲望はよく分からなかったから、過去に自分が怒ったことを思い出して、「内定力」に書いてあった、なぜ?たとえば?ほんとに?だから?を書き出すワークをやってみた。そしたらちょっとおバカっぽい結論にたどりついた。
とんでもないノーテンキ野郎だと思われるかもしれないし、否めない。でも私も過去には毎日泣いていた時期もあるし、本当に心が壊れかけてカウンセリングに通ったこともある。生きていれば色んなことがあることは、知っているつもり。
それでも人生はシンプルだと信じたい。難しく苦しく考えれば、それが本当になるだけで。だったら思いどおりに生きられると信じたいじゃないですか?だから人がシンプルにカンタンに考えて、自分の人生を軽やかに生きようと思えるようなクリエイティブを作りたいと思った。
「心にギャルを飼ってください」
最初のメンタリングでAllyさんに言われた言葉。私のようにギャル街道をかすりもしなかった人は「どゆこと?」と思うでしょう。「自分の想いをつたなくてもいいから素直に、本気で、自分の言葉で伝えられるギャルのようなマインドを持とう」ということです。なんとなく私のNEON ACADEMYでのテーマになりそうな言葉だったので書いておく。
そういえば私は素直で一生懸命な人に惹かれる。自分にはないから憧れるのかもしれない。私もそうなりたいってことかも。ライオンとギャルを1匹ずつ、飼ってみたい。まずは「ビリギャル」観てみようかな。
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