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葬送のフリーレン クソみたいな思い出

私は今年還暦なので、60歳。

そんな年でアニメ見てるの?と言われても
見るのをやめたりしません。

なかよし、リボンは私の子供の頃に一大ブームだったのですから。
漫画といっしょに育った年代なんですよ!

キャンディキャンディとか大好きだった。
漫画だけでなくアニメも始まってきてた時代。
ハイジなんかリアルで見てましたから。
漫画もアニメは
昔のイメージのように子供向けかと思いきや
結構そうでないものが多かったりするよね。
メッセージのある
しっかりした大人向けもあるし
内容も結構学ぶものが多い。

大人向けのものとか普通に
感動して泣いちゃうことだってありますから。

今回も
このヒンメルがいった
4人で旅した10年のことを
クソみたいな思い出しかないって言っちゃうんだけど。

クソって言いながら
それがものすごく楽しかったっていうことって
その10年がいかに大事なのか、
そこから伝わってくる。
クソだって言いながら笑ってるんだから。
そして旅は終わってしまったけど
そこからの方が長いんだともいうんだけど。
ヒンメルも確かにそこからもまだやることは続いてたしね。

というか
やり遂げたことを継続するために
平和な世界を維持するために
ヒンメルは
あちこち回りながら
平和が壊れないようにやることは続けていたし。
フリーレンだけが
一人で旅をして
一人で好きなことをやって
過ごしてたけど
ハイターを訪ねることで
変わっていったよね。
ハイターのところで
フェルンと出会うことで
そこから
後に残すということを
弟子を取ることで
できるようになっていってる。
今までの勝手気ままな50年では無くなっている。
たった10年だけど。
それでも
フリーレンの気持ちを変えるには
十分だったのかもしれない。
ヒンメル
ハイター
アイゼンという仲間と過ごした時間。
今までは一人で過ごしてきたから
それが当たり前だったフリーレンだけど
(お師匠さんはいたけど、関係性が師匠と弟子と仲間は違う)
仲間と時間を過ごすことが
フリーレンの感情を動かしたんだろうね。
いままで感じたことのなかった感情を。

それだけ
人に触れると
いろんなことが変わるんだってこと。

この10年の旅は
魔王を退治するのが目的ではあったけど
その時の思いを持ちながら
ヒンメルは50年過ごせたんだよね。

魔王を倒したことで勇者と言われるけど
それよりも
ヒンメルのまっすぐなところが
ハイターも
アイゼンも
フリーレンも
自分達を変えるきっかけになってるって
気づいてる。
ヒンメルと過ごしたからこそ
彼のようにありたいと思うことで
自分の生き方が変わっていく。
それを伝えているヒンメル
それこそが
勇者なのかもしれない。

旅をしてる時は
その時は大変だったかもしれないけど
後から考えると楽しかったな〜って。
ハイターはお酒の飲み過ぎで使えなかったとか
そういう失敗みたいな話でも
後からになると
笑ってあんなことあったよね〜って言える。

そんな仲間がいるって
めちゃめちゃいいと思う。

同じ目的に向かって
色々戦ってみて
その中では失敗もあるし
辛いこともあるだろうけど
後から
笑って話せる。

時間が経ったら
辛かったこともクソみたいだって
笑って話せる。

そんな仲間に出会えるって

最高。

それも若いときに出会える仲間って本当ありがたい。

わたしにも若い時はあったわけで
看護学校は大変だったけど
今ではいい思い出だな。

何かに向かって
死に物狂いでやったことって
本当ないんだけど

看護学校時代は結構大変だったから
あの頃の思い出は
クソだけど
今だったら楽しかったって言えるな。

みなさんもそんな思い出があるなら
ちょっと思い出してみて。

そして
それを仲間たちと笑えたら
それだけで意味があるものに変わるよね。

もし
もし
自分には
そんな思い出がないとしたら


今から作ってみるのもありだね。
自分がやりたいと思うことで
仲間ができるなら。

人は一人で生きられない。
誰かと思いを分かち合えたら
その思いは何十倍にもなるだろうから。

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