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「勇気の花がひらくとき」

やなせたかし先生の物語である、「勇気の花がひらくとき」という本を読みました。
わたしの知るアンパンマンは、手足の長い、絵本のアンパンマン。
やなせ先生は、詩とメルヘンを編集されていた絵本作家としての印象が強く、アニメ放送が開始されたころはもう大きくなっていたので、アニメのアンパンマンに触れたのは、母親となってからでした。

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実は、先日、「アンパンマンのアニメが始まった時は、やなせ先生はもう60代になっていた」ということを知ったばかり。
わたしも自分の年齢と、今後の生き方にやや迷いがあって、このことだけでも勇気をいただけたのですが、たまたま児童書のコーナーでこちらの本を見つけて、先生の生涯の記録ということで手にとってみました。

読んでみると、想像以上に辛苦を乗り越えられたことを知りました。
特に、わたし自身が2人の子どもの親なので、ご兄弟の物語というところは、もう涙が出てしまい、絶句というしかありませんでした。

出会うのは遅くなりましたが、読めて良かったと思える一冊です。

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