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母になる。

もう10数年経つので、忘れてしまう前に、残します。

母になろうとするとき。母になったとき。母として歩み始めたとき。
自分の体がこんなに変わるんだとは、思ってもいませんでした。

まず、自分の体の中で、血液型も違う、全く別の命がやどり、心臓が二つ動いていることが、とてもすごいことに思えたのです。

そして、生まれ出ようとする時。

「こどもが外にでようと頑張っているんだな!」「ああ、いまここ通っているな!」というのがなんとなくわかりました。

こどももぐいぐい体をひねって頑張ってる。自分の体もそれに答えようとしてる。

そして、出産後。貧血になったり後陣痛に悩まされたり。

骨格も変わるし肌質も変わり。

命をつなぐために滲みでてくるものがあったり。

テレビで鮭や亀の産卵、仔馬の出産シーンとかを見てなんとなくわかっていたつもりですが、いざその身に劇的な変化が起こると、「ああわたし哺乳類!」「生きてる!」「産むというのは相当ダメージもあるんだ!」というのを実感しました。

体の回復しないうちに、いろんな不安、手続き、お世話といったものが同時にやってきます。

粛々とこなすしかないけど、ほんとにびっくりでした。

人間って不思議だ。

たくさんの記事の中で、目に留めてくださってありがとうございます! 気に入っていただけたら嬉しいです!